#週刊金曜日 2021.9.17目次 野党共闘 市民連合と政策合意

2025年9月12日

210917,5723_p 
・風速計 中島岳史 河野太郎氏は、自己責任論者で新自由主義者だ。安倍・菅内閣と「リスクの個人化」で共通しており、
「自助」路線の継承、さらなる強化が考えられる。岸田氏、高市氏もすべて安倍前首相に忖度する。野党は「同じ穴の貉」を厳しく批判し、対抗するビジョンを打ち出してほしい。
・ジェンダー情報 「ぱっぷす」が報告会 性的画像が拡散「デジタル性暴力」増加
・自民党の疑似政権交代 内田樹 森加計桜、河井の1億5千万円、学術会議の任命拒否、東北新社、五輪の膨大な無駄使い・・と明らかにすべき「闇」は無数。それまで起きた出来事を総裁選で蹴り飛ばすのは自民のお家芸。
・総裁選より総選挙 野党4党「市民連合」共通政策で合意、衆院小選挙区での候補統一に弾み。
  立憲安住:立憲・国民は連合を通して右手でつながり、左手で共産小池さんとつながっている。2009年以来の政権交代をかけた選挙になるのではないか(朝日新聞デジタル9.10)志位委員長:長野1~5区で統一候補一本化。
・総選挙で問われる「アベ政治」継続の是非 右派が露出するメディア:文藝春秋、DHCテレビ「虎ノ門ニュース」、夕刊フジ
・双葉病院置き去り事件7:Tansa、患者より先に撤退したオフサイトセンター
・自由と創造のためのレッスン廣瀬純「本当の労働組合」とは何か
・投書がんばれ社民党 当選できるのか気になる。政権交代が実現しても権力を監視する野党として存在してもらいたい。野党として弱者に寄り添う姿勢を忘れないで。
ーー
fujisan目次
内容
■表紙
■それでもそれでもそれでも 齋藤陽道
■風速計「安倍前首相への忖度」 中島岳志
■金曜アンテナ
・経産省前「脱原発テントひろば」10周年大集会を開催 原発廃絶へ不屈の思い再確認 岩本太郎
・ユネスコ世界遺産委決議受け明治産業遺産の展示変更を要請 強制労働や軍事目的の明確化を 本田雅和
・都有地9割引は適正か?「晴海選手村」訴訟が結審 原告「異常極まる」と批判 片岡伸行
・ウィシュマさん映像開示求める遺族に入管庁の“脅し”「もう見る機会はない」西中誠一郎
■ジェンダー情報
■さらん日記
■凱風快晴ときどき曇り「自民党の『疑似政権交代』」 内田樹
■総裁選より総選挙!!
・野党4党と「市民連合」、共通政策で合意 衆院小選挙区での候補統一に弾み 伊田浩之
・混迷する自民党総裁選の陰の主役 総選挙で問われる「アベ政治」継続の是非 河市茂雄
・「ふるさと納税」「Go To」菅政権の主要政策は「弱肉強食」の制度だった 
「格差による分断」を前提とした自民党政治に向かう怒り 佐藤甲一
■ネット版『部落地名総鑑』差し止め裁判が9月27日判決 
「身元調査に晒される」と差別されない権利を問う 平野次郎
■賃料の2倍請求、追い出し訴訟に見る非情な仕打ち 
「国連調査の実現を!」原発事故避難者らから切実な声 牧内昇平
■メディアウオッチ
・総裁選立候補の高市氏にフリー記者が最後に追及 会見場で上がった「森友」質問の波紋 臺宏士
・多様性の議論には性別+他の差異をあわせて考える「交差性」の視点が不可欠 
オリパラ報道で「ジェンダー」倍増 田中洋美
■たとえば世界でいま 常岡浩介、片瀬ケイ
■石川武志氏インタビュー 
映画『MINAMATA─ミナマタ─』から消された人物が語るユージン・スミス つなぶちようじ
■経済私考 佐々木実
■それぞれの御来光 写真・文 野口健吾
■【提携連載企画】双葉病院置き去り事件07 患者より先に撤退したオフサイトセンター
 Tansa 中川七海
■「肉厚マダイ」市場化への動きが活発化 食卓のリスクがますます高まる 天笠啓祐
■新・買ってはいけない その「ジェルボール」洗剤、使うのちょっと待ってください 渡辺雄二
■インタビュー浜田寿美男 奈良女子大学名誉教授 
「半世紀後に開示された取り調べ録音テープが無実を語っている」 聞き手 粟野仁雄
■花巻の風08 敗戦直後からの歴史を刻みながら音楽文化を支える ジャズファンが多い岩手をリードするビッグバンド 花巻リズムヤンガー 写真・文/北山 公路
■自由と創造のためのレッスン 
「本当の労働組合」とは何か 木下武男著『労働組合とは何か』を読む 廣瀬純
■松崎菊也の無責任架空対談(イラストレーション/石倉直樹)
■きんようぶんか 本・映画・音楽・TVドキュメンタリー・TV批評・本箱
■著者に聞く『世界大麻経済戦争』矢部武 聞き手・写真撮影/片岡伸行
■橋本勝の風刺画報
■言葉の広場、金曜川柳、イラストレーション、論考
■俺と写真 本多勝一
■ヒラ社長が行く 植村隆
■読者会から
■市民運動から講演・映画・音楽イベントの情報案内板
■金曜日から、編集長後記、『週刊金曜日』からのお知らせ


<>  2021.9.17

_________________________________________________________『週刊金曜日』

      
      オリジナル9条Tシャツ 新色アッシュ 新発売
https://kinyobi.official.ec/
   

====================================================================

 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】次号予告
 【4】近刊のご案内

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【1】注目の記事

■総裁選より総選挙!!

●野党4党と「市民連合」、共通政策で合意
衆院小選挙区での候補統一に弾み
伊田浩之

野党第一党と共産が「市民連合」を介した共通策で合意して、衆院選に臨むのは初めて。野党共闘の土台がようやくできあがった

●混迷する自民党総裁選の陰の主役
総選挙で問われる「アベ政治」継続の是非
河市茂雄

コロナ禍を無視するかのように自民の総裁選が繰り広げられている。安倍・菅政権の約9年間で自民は変貌した。それは露出するメディアの選び方にも現れている。

●「ふるさと納税」「Go To」菅政権の主要政策は「弱肉強食」の制度だった
「格差による分断」を前提とした自民党政治に向かう怒り
佐藤甲一

格差による分断を前提としてきた菅政権の政治手法、自民党政治が危機に陥っている。人口減少、コロナ禍、地球環境……危機の時代のあるべき国家像を提示できる政治家は果たしているのか。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【2】 編集長後記

 自民党総裁選が本誌発売日の9月17日に告示され、29日に開票されます。この時期の表紙選定の難しさなどについて、9月10日号の本欄で言及しました。さらに同号の表紙写真について「同性婚訴訟」の記事から取ったと書きましたが、それは誤りでした。

 表紙写真は、同号「今週の表紙」説明にあるように、性的マイノリティへの差別に対して、東京・永田町の自民党本部前で5月30、31日に実施された抗議アクションを撮影したものです。同アクションは「婚姻の自由」を求めているものではないので、「すべての人に『婚姻の自由』を」のタイトルや、同性パートナーシップ制度に関する16?20頁の記事内容と、直接関係があるものではありませんでした。誤解を招く事態となってしまったことを、深くお詫び申し上げます。

 本誌ではより多様な社会に軸足を置いた誌面づくりを進めております。今回のような事態を再び招かないよう、部内での理解を深め、正確な報道を心がける所存です。(小林和子)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【3】2021年9月24日(1346)号予告

【特集】ジェンダーと選挙 女性議員を増やすために
●日本にクオータ制の導入を! 辻村みよ子・東北大名誉教授に聞く
●女性議員 本気で増やす気ありますか? 各党アンケート
◆表面的な平等だけでは不十分 大山礼子
●候補者男女均等法の改正で 何が変わる? 三浦まり・上智大学教授に聞く

【新型コロナウイルス】
●コロナから子どもを守れ まず大人が感染予防 
東京都は10代以下の新規感染者の割合が上昇 山岡淳一郎

【新型コロナウイルス】
●新型コロナ感染とワクチンの副反応 
ふたつの心筋炎リスクを比較してみた 植田武智

【世界】●新龍中国 タリバン復権が台湾に与えた鈍い衝撃 本田善彦

【メディア】●メディアウオッチ 早川タダノリ/臺 宏士

【提携連載企画】●涙ながらに 別れを告げる警察官
双葉病院置き去り事件  Tansa 中川七海

【社会】●「『恋愛のもつれ』以外の動機にも適用必要」
改正ストーカー規制法施行に合わせ、被害者らが課題を訴え 伊田浩之

【人】●『金曜日』で逢いましょう 中川紗矢子さん 本田雅和

【きんようぶんか・本】
●『百合子とたか子  女性政治リーダーの運命』 北原みのり
●『ポピュリズムとファシズム 21世紀の全体主義のゆくえ』中村富美子
●『人びとのなかの冷戦世界 想像が現実となるとき』 金井良樹
●『うろん紀行』 長瀬海
●『「アイドルの国」の性暴力』 武田砂鉄

【きんようぶんか・映画】
●『ディナー・イン・アメリカ』 田沢竜次
●『2887』 佐藤和雄

【きんようぶんか・音楽】
●『ms』 鈴木真海子 相田冬二

【きんようぶんか・TVドキュメンタリー】
●9月24日?放映分から ワタナベ=アキラ

【強力連載】
●それでもそれでもそれでも|齋藤陽道
●風速計|宇都宮健児
●金曜アンテナ
●半田滋の新・安全保障論
●政治時評|長谷川綾
●経済私考|浜矩子
●言葉の広場/論考
●肯わぬ者からの手紙|山口 泉
●櫂未知子の金曜俳句
●10月の原発情報
●STOP!9条改憲  高田健
●さらん日記
●雨宮処凛のらんきりゅう
●猫様|想田和弘
●話の特集|矢崎泰久、中山千夏、松元ヒロ、小室等
●読者会から
●きんようびのはらっぱで
●ヒラ社長が行く|植村隆

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 【4】近刊のご案内  http://www.kinyobi.co.jp/publish/index.php

★追悼 石牟礼道子 毒死列島 身悶えしつつ
石牟礼道子 田中優子 高峰武 宮本成美 1000円+税 A5判並製・104頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002593.php

『苦海浄土 わが水俣病』などの作品で知られる作家の石牟礼道子さんが2018年2月10日に亡くなった。『週刊金曜日』立ち上げ時の編集委員でもあった石牟礼さんと現編集委員の田中優子さんの対談を中心にブックレット化。

★日中戦争から80年 加害の歴史に向き合う

『週刊金曜日』編 1000円+税 A5判並製 136頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002464.php

今年は、日中全面戦争開始から八〇年。侵略戦争への深い反省から始まったはずの戦後はいま、大きな危機に直面している。歴史歪曲主義者の安倍晋三首相はふたたび「戦争国家」への道を暴走し、民主主義そのものが崩壊させられようとしている。私たちは、あらためてアジア太平洋戦争の実相をみつめ、いまと将来のために加害の事実を振り返り、向き合う姿勢が必要だ。本ブックレットは日中戦争開始から八〇年となる二〇一七年七月から一〇月の各月一回、「日中戦争80年共同キャンペーン実行委員会」が企画した学習会の内容を再録したもの。

┃Kindle版┃原発の来た町──原発はこうして建てられた/伊方原発の30年

斉間満:著 Kindle 購入価格:700円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002524.php

「安全」であれば原発はよい、とは言えない。原発の建設や運転の過程ではさまざまな「暴力」が吹き荒れ、またカネの力によって人々の心や生活を傷つけ、踏みにじってきた。
 著者の斉間満さん(2006年10月17日永眠)は、伊方原発の誘致話が表面化して以降、自らの一生をかけてこの問題に取り組んできた。新聞記者として、一人の住民として、裁判の原告として長い長い闘いだった。
 この書籍は、斉間満さんが2002年5月、南海日日新聞社から刊行した著書『原発の来た町─原発はこうして建てられた/伊方原発の30年』を元に新たに編集した新版。伊方原発のためになにが起きたかを知ることは、日本のエネルギー政策の今後を考えるために必要だ。

【目次】
はじめに
まえがき(小出裕章)
【年表】伊方原発をめぐる動き
1.原発はこうして建てられた
2.安全協定無視の3号炉増設
3.出力調整試験
4.伊方原発のいま
5.原発と地域
あとがき

【筆者紹介】
斉間 満(さいま みつる・1943年生)
 伊方原発建設当初、地方紙の記者として取材したのが伊方原発との関わりの始め。取材していく中で地元にあるローカル紙が原発の危険性に少しも触れないことに疑問を感じて焦りを覚える。経験も知識も資金も貧しい中ではあったが、地元で原発を批判していく必要を強く感じて一九七五年「南海日日新聞社」を立ちあげる。以来一貫して原発反対と匿名報道を貫き、伊方町を含む周辺の町や八幡浜市の人々に原発の危険性を伝え続けてきた。
 伊方原発二号炉設置許可取消裁判は、本人訴訟として起こされたが、原告の1人に加わり23年間法廷で闘った。しかし、2000年12月判決の4日前に持病の心臓病が原因で脳梗塞を発病し、左半身不随車椅子生活の身となる。現在施設に通いながらリハビリに励む傍ら、原発を止めるまで南海日日新聞を発行し続けることが自分のできる反原発運動であると考え、同じ原告、反原発の仲間であり社員の一人である近藤誠さんの助けを得ながら残された右手でワープロを打つ日々である。
 2006年10月17日永眠。

┃Kindle版┃マイナンバー

明石昇二郎:著 Kindle 購入価格:500円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002448.php

「マイナンバー」の通知が始まった2015年10月から2年が経った。だが、便利になるどころか、さまざまな不具合が生じている。問題点を洗い直すとともに、「マイナンバー」によって余計な負担を強いられる市民一人ひとりが自衛策を考える上での"処方箋"を提供する。

┃Kindle版┃バラ色のひきこもり

勝山実:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002203.php

「ひきこもり」というと、白い目で見られがち。
でも、当事者が日々、どんな思いで暮らしているのか、
その声が伝わることはほとんどありません。
高校3年生から45歳の今まで、ひきこもりを続ける
自称「ひきこもり名人」の勝山実さんに、
なぜにひきこもり続けるのか、
自身のひきこもり生活の極意を書いてもらいました。

┃Kindle版┃何がどうして発達障害

司馬理英子:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002011.php

自分では気をつけているつもりなのに、「うっかり」ミスばかり。
時間やお金の管理も超苦手。
やらなきゃいけないことはたくさんあるのに、何から手をつけたら……?

あの人ってなんでいつもいい加減なの!
スケジュールどおり仕事ができないし、融通も利かないし、
人の気持ちをわかろうともしない。社会人失格なんじゃないの?

本書は発達障害という切り口で、そんな悩みに迫ります。
近ごろメディアで取り上げられることの多い発達障害ですが、
肝心なのは周囲の対応であることは、あまり知られていません。
自分(あるいは相手)の言動に悩んだら、本書をひもといてみてください。
きっとそれまでとは違った視点で、
自分や相手のことを見つめられるようになりますよ。

┃Kindle版┃エシカルに暮らすための12条 地球市民として生きる知恵

古沢広祐(ふるさわ・こうゆう):著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002859.php

最近よく耳にする「エシカル」という言葉。
エコやオーガニックとちょっと似ていますが
生産者の人権や労働環境、商品生産の背景まで考慮する点が違います。
本書がグローバル化によって地球のすみずみにまで広がった生産・消費のつながりを
改めて考えるきっかけになればいいなと思います。

【『エシカルに暮らすための12条』目次】
 はじめに
第1条 グリーン(環境)からエシカル(社会)へ
第2条 ファッションだってエシカルに
第3条 鰻を食べて大丈夫かな? 水産物こそエシカルでありたい
第4条 有機=エシカル? オーガニック認証への問い直し
第5条 森のエコラベル
第6条 動物福祉─アニマルウェルフェア 先を進む世界の動向
第7条 町ぐるみでエシカルめざす フェアトレードタウンの広がり
第8条 過熱するペットビジネス 輸入ペットの動向にも注意!!
第9条 日本にもある現代の奴隷制度
第10条 つくる責任・つかう責任 SDGsのゴール12
第11条 銀行・投融資を変えるエシカルなお金って?
第12条 『バナナと日本人』のその後
補論 日本でのエシカルの広がり──エシカル通信簿、ブラック企業大賞、地方での展開

【著者略歴】
古沢広祐(ふるさわ・こうゆう)
1950年生まれ。國學院大學経済学部教授、NPO「環境・持続社会」研究センター代表理事。著書に『みんな幸せってどんな世界』(ほんの木)、『食べるってどんなこと? あなたと考えたい命のつながりあい』(平凡社)、『地球文明ビジョン』(日本放送出版協会)、共著に『フェアトレードビジネスモデルの新たな展開』(明石書店)など。関連するトピック情報として、サステナブル・ブランドジャパン(SB-J)ネットサイト(http://www.sustainablebrands.jp/)で連載コラムを掲載しています。

==============================================『週刊金曜日』

 ※ 定期購読のお申し込みは以下のページから。
   https://ssl.kinyobi.co.jp/consult/input.php?id=tk

 ※ 支援金の受付口座はこちら。
   郵便口座 :00120-7-572529
   加入者名:株式会社 金曜日
  (通信欄に「支援金」とご記入下さい。)