週刊金曜日 1399号 2022.11.4 目次 マイナンバーカード保険証が失敗するこれだけの理由

2025年9月12日

*私の注目記事
P3風速計 立憲の迷走 中島岳志「維新と組むことで、リベラルな支持層は支持を撤回するだろう。政権交代は遠のき喜ぶのは自民だけだ」
P20 検証マイナンバーカード 明石昇二郎 納税、趣味嗜好、交友関係、行動履歴など機微な個人情報を国が捕捉できる。
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fujisan目次
内容
■表紙
■それでもそれでもそれでも 齋藤陽道
■風速計 「立憲民主党の迷走」 中島岳志
■金曜アンテナ
・ミサイル発射、Jアラート発出で朝鮮学校へのヘイト再燃 弁護士らが法務省に緊急要請
岩本太郎
・戦前の朝鮮人患者を描く映像作品を東京都が上映拒否 作家ら「検閲行為だ」と抗議 臺宏士
・岐阜県御嵩町の新庁舎建設計画で疑惑多数噴出 住民が白紙撤回求め監査請求 杉本裕明
・国賠原告と判事の非公開交渉を防衛省職員が秘密録音 「事実上の盗聴ではないか!」 本田雅和
・原発汚染水海洋放出に反対の市民ら「ハガキ作戦」 「これ以上海を汚すな!」 片岡輝美
■さらん日記
■ジェンダー情報
■【特集】大ヒット曲「島唄」から沖縄の未来を考える 
・宮沢和史インタビュー 100年後の沖縄のため たった1人でやれることがある 
聞き手・まとめ/藤田正
・ヒット曲でたどる沖縄の戦後文化史
■検証!マイナンバー 
・デジタル化「メリット」から取り残される人が続出するのは必至 
「マイナカード健康保険証」計画は絶対に失敗・頓挫する 明石昇二郎
・「共通番号いらないネット」の原田富弘さんに聞く マイナ保険証はなぜ危険なのか?
■政治時評 佐藤甲一
■不謹慎な旅 「シオンの娘」たち イエスの方舟 写真・文/木村聡
■表紙で見る『週刊金曜日』この1年 21年10月22日▶▶▶22年10月28日
■経済私考 鷲尾香一
■美竹公園内で半日以上、野宿者の一人が“軟禁状態”に 告知はなし!
東京・渋谷区が再び野宿者を強制排除 写真・鈴木崇峰、文・写真/渡部 睦美
■犬が王様を見て、何が悪い? 四方田犬彦
■誰のための総合経済対策? ガソリン補助金、販売店が中抜き 垣田達哉
■新・買ってはいけない 市販の「味付け玉子」は添加物の使いすぎです 沢木みずほ
■精度の低いDNA鑑定と不自然な目撃証言を根拠に有罪判決 
「飯塚事件」――早すぎる死刑執行の謎 神原里佳
■メディアウオッチ 新聞・テレビでジェンダー平等を標榜しつつ出資メディアで二次加害発言者を起用する欺瞞 二重規範疑うテレ朝と毎日放送 李美淑
■これからどうする? 「新・自由民権運動を」 田中優子
■たとえば世界でいま 馬場千奈津、スティーブン・マキンタヤ
■きんようぶんか 本・映画・音楽・TVドキュメンタリー
■言葉の広場、金曜川柳、イラストレーション、論考
■ヒラ社長が行く 植村隆
■編集委員から
■読者会から
■市民運動から講演・映画・音楽イベントの情報案内板
■金曜日から、編集長後記、『週刊金曜日』からのお知らせ

<>  2022.11.4

_________________________________________________________『週刊金曜日』

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 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】次号予告
 【4】既刊本のご案内
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【1】注目の記事  

■宮沢和史インタビュー
大ヒット曲「島唄」から沖縄の未来を考える
100年後の沖縄のためたった1人でやれることがある
聞き手・まとめ/藤田正

沖縄復帰50年の今年は、「島唄」が世に出て30年の節目の年でもある。沖縄戦の悲劇を人心に沁み入るように作られたこの名曲は、一過性の流行り歌を超えて「沖縄戦から現代まで」のつながりを伝える重要な「島の伝承歌」として捉えるべきなのかもしれない。歌の作者でありボーカリストでもある宮沢和史氏に、歌を通じ沖縄を愛するココロ、未来への願いを訊いた。

●ヒット曲でたどる沖縄の文化史
藤田正

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■検証!マイナンバー

●デジタル化「メリット」から取り残される人が続出するのは必至
「マイナカード健康保険証」計画は絶対に失敗・頓挫する
明石昇二郎

政府は10月13日、現行の健康保険証を2024年秋に廃止し、マイナンバーカードと一体化した「マイナ保険証」に切り替える方針を正式に発表した。しかし、この計画は絶対に失敗・頓挫するだろう。

●「共通番号いらないネット」の原田富弘さんに聞く
マイナ保険証はなぜ危険なのか?
聞き手・まとめ/本田雅和

「便利だ」「便利だ」と政府が宣伝し、巨額の税金を投入してのさまざまなアメ玉誘導策も功を奏さず、一向に普及しない「マイナンバー(マイナ)カード」──業を煮やした政府は、誰もが必要な「健康保険証」を2024年秋に廃止し、「マイナ保険証」として「マイナカード」に統一する方針に転換した。河野太郎・デジタル相が10月13日、健康保険証+マイナカード一体化計画を発表し、事実上のマイナカード強制策に出た。

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【2】編集長コラム

梨泰院の悲劇

 日本人女性2人ら外国人26人を含む154人が死亡、133人が負傷(10月30日現在)する大惨事となった。日本でも人気の韓国ドラマ「梨泰院クラス」の舞台にもなったソウル市の繁華街、梨泰院で29日夜、人々が折り重なるように転倒する事故が起きた。幅約4メートルの狭い道に大勢の人が詰めかけた。韓国の通信社「聯合ニュース」が配信した事故直前の現場写真を見ると、まるで満員電車の中のようで、身動きが取れない状態であったことがわかる。

 梨泰院では新型コロナの影響で中断していたハロウィーンイベントが3年ぶりに開催された。大勢の若者たちが押し寄せることは予想できたはずだ。犠牲者の多くが10?20代だという。

 日本でも21年前の2001年7月、兵庫県明石市の歩道橋で花火大会を見に来ていた子ども9人を含む11人が死亡し、247人が重軽傷を負う事故が起きた。このような事故が二度と起きないよう、事故原因の徹底的な究明が望まれる。(文聖姫)

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【3】次号予告:2022年11月11日号(第1400号)

【1400号記念特集】公安情報と政治
●ジャーナリスト・青木理氏が語る公安警察|金本裕司

●共同通信記者・石井暁氏に聞く 自衛隊はなぜ市民監視をし、情報を集めるのか?|本田雅和

●前川喜平・元文部事務次官に聞く 官房副長官に警察官僚がなるのは良くない|佐藤和雄

●日体大教授・清水雅彦氏に聞く|本田雅和

【沖縄・抵抗の現場から】
●冷笑主義が蔓延する社会を問い返す|安田浩一

【奨学金】
●“日の丸ヤミ金”奨学金 支援機構の「指令書」公開訴訟が結審|三宅勝久

【健康】
●マイナンバーカードと健康保険証 一体化で何が起きる?|天笠啓祐

【好評連載】
●らんきりゅう 支援の現場からの切実な要請に、各省庁からは、ほぼゼロ回答|雨宮処凛

●祀りをたずねて 賽の河原 この世とあの世をつなぐ信仰|写真・文 山田しん

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【4】既刊本のご案内  http://www.kinyobi.co.jp/publish/index.php

★この日、集合。

井上ひさし・永六輔・小沢昭一 著 1000円+税 A5判並製・106頁
https://www.kinyobi.co.jp/publish/000398.php

2006年5月3日憲法記念日。井上ひさしさん、永六輔さん、小沢昭一さんの3人が、東京・紀伊國屋ホールに集合した。そこで語られた今は亡き3人の言葉の達人による平和への思いは色あせず、この言葉を後世に繋げたい。(2006年刊)

★日本会議と神社本庁

『週刊金曜日』成澤宗男 編著 1000円+税 A5判並製・232頁
https://www.kinyobi.co.jp/publish/002036.php

1997年に設立された日本会議は、神社本庁といくつかの宗教団体が中核をなす、右派団体だ。また関連組織の日本会議国会議員懇談会には、多くの国会議員が加わっている。ナショナリズムと宗教が結びつき「壊憲」を目指す右派組織『日本会議と神社本庁』(2016年刊)

┃Kindle版┃原発の来た町──原発はこうして建てられた/伊方原発の30年

斉間満:著 Kindle 購入価格:700円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002524.php

「安全」であれば原発はよい、とは言えない。原発の建設や運転の過程ではさまざまな「暴力」が吹き荒れ、またカネの力によって人々の心や生活を傷つけ、踏みにじってきた。
 著者の斉間満さん(2006年10月17日永眠)は、伊方原発の誘致話が表面化して以降、自らの一生をかけてこの問題に取り組んできた。新聞記者として、一人の住民として、裁判の原告として長い長い闘いだった。
 この書籍は、斉間満さんが2002年5月、南海日日新聞社から刊行した著書『原発の来た町─原発はこうして建てられた/伊方原発の30年』を元に新たに編集した新版。伊方原発のためになにが起きたかを知ることは、日本のエネルギー政策の今後を考えるために必要だ。

【目次】
はじめに
まえがき(小出裕章)
【年表】伊方原発をめぐる動き
1.原発はこうして建てられた
2.安全協定無視の3号炉増設
3.出力調整試験
4.伊方原発のいま
5.原発と地域
あとがき

【筆者紹介】
斉間 満(さいま みつる・1943年生)
 伊方原発建設当初、地方紙の記者として取材したのが伊方原発との関わりの始め。取材していく中で地元にあるローカル紙が原発の危険性に少しも触れないことに疑問を感じて焦りを覚える。経験も知識も資金も貧しい中ではあったが、地元で原発を批判していく必要を強く感じて一九七五年「南海日日新聞社」を立ちあげる。以来一貫して原発反対と匿名報道を貫き、伊方町を含む周辺の町や八幡浜市の人々に原発の危険性を伝え続けてきた。
 伊方原発二号炉設置許可取消裁判は、本人訴訟として起こされたが、原告の1人に加わり23年間法廷で闘った。しかし、2000年12月判決の4日前に持病の心臓病が原因で脳梗塞を発病し、左半身不随車椅子生活の身となる。現在施設に通いながらリハビリに励む傍ら、原発を止めるまで南海日日新聞を発行し続けることが自分のできる反原発運動であると考え、同じ原告、反原発の仲間であり社員の一人である近藤誠さんの助けを得ながら残された右手でワープロを打つ日々である。
 2006年10月17日永眠。

┃Kindle版┃マイナンバー

明石昇二郎:著 Kindle 購入価格:500円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002448.php

「マイナンバー」の通知が始まった2015年10月から2年が経った。だが、便利になるどころか、さまざまな不具合が生じている。問題点を洗い直すとともに、「マイナンバー」によって余計な負担を強いられる市民一人ひとりが自衛策を考える上での"処方箋"を提供する。

┃Kindle版┃バラ色のひきこもり

勝山実:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002203.php

「ひきこもり」というと、白い目で見られがち。
でも、当事者が日々、どんな思いで暮らしているのか、
その声が伝わることはほとんどありません。
高校3年生から45歳の今まで、ひきこもりを続ける
自称「ひきこもり名人」の勝山実さんに、
なぜにひきこもり続けるのか、
自身のひきこもり生活の極意を書いてもらいました。

┃Kindle版┃何がどうして発達障害

司馬理英子:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002011.php

自分では気をつけているつもりなのに、「うっかり」ミスばかり。
時間やお金の管理も超苦手。
やらなきゃいけないことはたくさんあるのに、何から手をつけたら……?

あの人ってなんでいつもいい加減なの!
スケジュールどおり仕事ができないし、融通も利かないし、
人の気持ちをわかろうともしない。社会人失格なんじゃないの?

本書は発達障害という切り口で、そんな悩みに迫ります。
近ごろメディアで取り上げられることの多い発達障害ですが、
肝心なのは周囲の対応であることは、あまり知られていません。
自分(あるいは相手)の言動に悩んだら、本書をひもといてみてください。
きっとそれまでとは違った視点で、
自分や相手のことを見つめられるようになりますよ。

┃Kindle版┃エシカルに暮らすための12条 地球市民として生きる知恵

古沢広祐(ふるさわ・こうゆう):著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002859.php

最近よく耳にする「エシカル」という言葉。
エコやオーガニックとちょっと似ていますが
生産者の人権や労働環境、商品生産の背景まで考慮する点が違います。
本書がグローバル化によって地球のすみずみにまで広がった生産・消費のつながりを
改めて考えるきっかけになればいいなと思います。

【『エシカルに暮らすための12条』目次】
 はじめに
第1条 グリーン(環境)からエシカル(社会)へ
第2条 ファッションだってエシカルに
第3条 鰻を食べて大丈夫かな? 水産物こそエシカルでありたい
第4条 有機=エシカル? オーガニック認証への問い直し
第5条 森のエコラベル
第6条 動物福祉─アニマルウェルフェア 先を進む世界の動向
第7条 町ぐるみでエシカルめざす フェアトレードタウンの広がり
第8条 過熱するペットビジネス 輸入ペットの動向にも注意!!
第9条 日本にもある現代の奴隷制度
第10条 つくる責任・つかう責任 SDGsのゴール12
第11条 銀行・投融資を変えるエシカルなお金って?
第12条 『バナナと日本人』のその後
補論 日本でのエシカルの広がり──エシカル通信簿、ブラック企業大賞、地方での展開

【著者略歴】
古沢広祐(ふるさわ・こうゆう)
1950年生まれ。國學院大學経済学部教授、NPO「環境・持続社会」研究センター代表理事。著書に『みんな幸せってどんな世界』(ほんの木)、『食べるってどんなこと? あなたと考えたい命のつながりあい』(平凡社)、『地球文明ビジョン』(日本放送出版協会)、共著に『フェアトレードビジネスモデルの新たな展開』(明石書店)など。関連するトピック情報として、サステナブル・ブランドジャパン(SB-J)ネットサイト(http://www.sustainablebrands.jp/)で連載コラムを掲載しています。

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