週刊金曜日 06.8.11号

2025年9月29日

   <>  2006.08.11
_________________________________________________『週刊金曜日
 【1】今週号のことばから
 【2】一筆不乱(編集長コラム)
 【3】注目の記事
 【4】今週号目次と次号予告
 【5】最近話題の「裏窓」
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 【1】今週号のことばから
天皇の参拝に道を開きたい靖国神社や靖国派の人々は、袋小路に入ったといえるんじゃないでしょうか。(高橋哲哉 東京大学大学院総合文化研究所教授)
いわば愛国者の代表である西郷を祀っていない靖国神社は愛国者が参拝すべき場所ではないということにならないか。(佐高信 本誌編集委員)
金正日ファミリーの子どもたちは、私のことを天功お姉さんって呼ぶんです。今でも月に数回は、お嬢さんたちは連絡してきます。(プリンセス天功)
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 【2】一筆不乱(編集長コラム)
「靖国」から見える、無責任体制の果てに架空の「敵」をつくる組織というもの
 毎日新聞の社屋は皇居の真ん前に建っている。
(つづきはホームページでどうぞ)
[一筆不乱]はこちら↓
 http://www.kinyobi.co.jp/KTools/hensyu_pt?v=vol618
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 【3】注目の記事
■特集 靖国
靖国は、戦前の軍国主義の象徴であると同時に、戦後国民意識の無自覚性の象徴でもある。
侵略を聖戦とし、戦犯を神と讃えるこの神社は、戦後社会と“違和感”なく共存してきたからだ。この事実から、改めて靖国の本質に迫る。
九段の大鳥居の奥に潜むのは、戦争を美化する忌まわしき思想装置に他ならない。
【対談】
「靖国問題」の本質 高橋哲哉vs.田中伸尚
西郷は愛国者ではないのか(佐高信)
世界が問う「日本の侵略神社」
韓国で開かれた初の靖国「国際シンポジウム」(本誌編集部)
なぜ侵略を賛美し、戦争犯罪人を神と祀るのか――。
いまアジアのみならず、欧米からも靖国神社に鋭い批判が寄せられている。問われているのは首相の参拝だけではない。
靖国のイデオロギーをいまだに断ち切れない、この国の無節操なのだ。
靖国と私
靖国神社―。
昭和天皇が「不快感」を示そうが示すまいがA級戦犯を分祀しようがしまいが戦争犠牲者の慰霊・鎮魂という建前を超えて、侵略戦争を美化し正当化する「装置」として機能してきた。この「靖国」なるものをどう見て、何を感じているのか。
各界の方から率直な声を寄せてもらった。
戦争の中心にあった象徴的存在(俳優 米倉斉加年)
見えないアジアの犠牲(エッセイスト 朴慶南)
感傷で覆い隠す呪詛の声(作家 目取真俊)
祀る裏側で戦争肯定(音楽家 小室等)
霊と御心と思考停止(精神科医 香山リカ)
靖国と被爆の連関マジックを解く(ノンフィクション作家 吉田司)
世界に誇れる憲法を守って(エロテロリスト インリン・オブ・ジョイトイ)
意味づけも約束もされたくはない(江戸時代研究者 田中優子)
ねじれた連立方程式を解けば(社会学者 宮台真司)
ラリーに教わったこと(作家 さいふうめい)
小泉の問題ですから(作家 中山千夏)
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 【4】今週号目次と次号予告
ホームページ上で一部全文公開しています。
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P7.風速計 雪崩のように(落合恵子)
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特集 靖国
P10.「靖国問題」の本質(対談 高橋哲哉・田中伸尚)
P17.  ◆西郷は愛国者ではないのか(佐高信)
P18.世界が問う「日本の侵略神社」  韓国で開かれた靖国「国際シンポジウム」(編集部)
P20.「靖国と私」
インリン・オブ・ジョイトイ/香山リカ/小室等/さいふうめい/田中優子/中山千夏
/朴慶南/宮台真司/目取真俊/吉田司/米倉斉加年

シリーズ この国のゆくえ 第20回 「日の丸・君が代」法成立
P36.世羅高校事件から国会へ(新島洋)
P40.ウソを重ね続ける文部行政(高嶋伸欣)
P44.あるべきアジア外交とは  真の歴史認識こそが平和構築の要(尹健次)
P46.戦後61年
 強制連行の「記憶」と「現在」 遺骨問題で日本が問われる「人間の尊厳」(成澤宗男)
きんようぶんか 読書
P55.2006年夏 戦場としての日本  書評委員が選んだ15冊(雨宮処凛・北原みのり・本橋哲也)
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P24.金正日が愛したプリンセス天功インタビュー
語られなかった「将軍様」と、その家族(小田切拓)
カラーページ
P27.あかるい農村(4) 新潟県山古志  復興という名の隧道(金子勝/平井康嗣)
P30.ピョンタくんの楽しい戦争  第16弾(石坂啓)
P32.《韓国美術100年展》と日本人  「アジア近代」の背理(山口泉)
生活情報ページ   暮らし・くらし・KURASHI
P52.消費者団体訴訟制度が始まる(水原博子)
P54.本日もオーガニックガーデン日和(6) 庭を楽しもう(曳地トシ&曳地義治)
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きんようぶんか
P58.映華館『太陽』
音楽館『ロルフ&ヨアヒム・キューン・カルテット/イースト・ベルリン1966』
『ソフィー・ミルマン』『太田寛二トリオ/ブルー・ハイランド+1』
観客席「雨と夢のあとに」
P60.きんようぶんか案内板・非マスコミ紙誌『無防備地域宣言』
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P8.政治時評
 ゴーストライターじゃこんな薄っぺらで継ぎはぎだらけの原稿は書かないから本物だね (大藤理子)
P43.経済私考
 引き締めに変わった世界マネー潮流 原油高騰でリスク高まる金融危機(山田厚史)
P50.人権とメディア(361)
 昭和天皇「靖国メモ」 神話を再生産する「大御心」報道(山口正紀)
P51.自我作古(404) 不毛の対面-政治とメディア(11)(筑紫哲也)
P2.日本国憲法(28)(写真・長倉洋海 解説・伊藤真)
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P4.金曜アンテナ
ガザ侵攻で特殊兵器使用!?医師も戸惑う“謎の死”続発(大月啓介)
イスラエル大使館へ市民ら緊急申し入れ(田浪亜央江)
ワンマンから集団指導へ カストロ時代は終焉期に(伊高浩昭)
巻町住民投票10周年 大阪で記念集会開催(糟谷廣一郎)
暴利取り立てのカラクリ?全金連会長が「問題の会社」(北健一)
プレカリアートらが使い捨て労働にNO(雨宮処凛)
フリーターの雇用に強力な味方が登場!(雨宮処凛)
“自律的労働”に反対弁護士らが運動発足(清水直子)
ジェンダー本撤去受け大阪でブックフェア(宮本有紀)
P64.読者会から/市民運動案内板
P66.金曜日から
P67.珈琲破壊(30)(岡本光博)
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P61.投書
レバノン紛争の即時停戦を(石垣修)
田原氏は自分の言動に責任を持て(山田修)
高校生の会話と報道のあり方(豊澤郁香)
60年間を無駄にしないで(梶山久貴)
日本とは大違い韓国ドラマの歴史性(後藤和夫)
しがらみ選挙に敗れて(中村敬)
P63.論争
「寺西論文」に対する共感的反感
批判さるべきは御輿か担ぎ屋か?(井澤清一)
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次号予告 次号は8月25日に発行します。
     ◆ 小泉から安倍への負の相続 再び「靖国を問う」
  菅原龍憲/田中伸尚/霍見芳浩/天野恵一/佐藤優
◆ “起業ワナ”にはまる団塊の世代
◆ 金曜日版現代史「この国のゆくえ」金大中拉致事件
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 【5】最近話題の「裏窓」
「一字一会」にまつわるどうでもよくない謎