南京虐殺、黄さん語る 長崎市で集い2006年12月12日

2025年9月19日

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旧日本軍による南京での虐殺について考える「長崎と南京を結ぶ集い」が9日、長崎市筑後町の県教育文化会館であった。南京市から参加した黄恵珍さん(84)は、南京で旧日本軍から性的暴行を受けたと証言。日中間で再び戦争の悲劇を繰り返さないように、と切望した。
 集いは、岡まさはる記念長崎平和資料館が毎年開催。7回目となる今回は約70人が集まった。
 日本軍は首都南京の南京城に入城した1937年12月から翌年1月にかけて現地の住民らを虐殺したとされる。
 黄さんは南京で、日本兵から強姦(ごうかん)されたというつらい体験を証言。後にそのことを知った夫から、暴力をふるわれたと涙ながらに語った。
 また、5、6人の日本兵が、隣のおばあさんを刀で切りつけたのを目撃したほか、「日本兵が7、8人の中国人を林で一人ひとり刺し殺したという話を母親から聞いた」とも証言した。
 黄さんは「日本と中国の間で、二度と戦争が起こらないように願います」と訴えた。
 集いでは、同館と友好提携している南京大虐殺記念館展示室主任の陳登鳳さん(43)も講演。「歴史の過ちを再び犯さないために、歴史から学ばなければならない」と話した。