週刊金曜日の紹介

2025年9月24日

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発刊の辞
歴史学者J・E・アクトンの有名なことば「権力は腐敗する。絶対的権力は絶対的に腐敗する」に象徴されますように、権力の腐敗がほとんど法則的であることを前提として、近代の国家は腐敗を構造的に防ぐ手段たる「三権分立」を創出しました。しかしこの三権はいずれも国家権力に属するために、しばしば癒着あるいは独裁化に陥りやすい現象がみられます。
この「癒着あるいは独裁化」を監視して未然に防ぐための最も有効な働きを示してきたのがジャーナリズムです。腐敗しつつある権力は、国民に「知られる」ことをまず最もおそれます。知られなければ国民の怒りも起きようがないはなのですから。したがってジャーナリズムは、国家権力としての「三権」からは全く独立した市民のものでなければならず、そこに俗称「第四権力」たる意味も役割もあるわけです。民主主義社会にとって健全なジャーナリズムが必須条件でもあるゆえんでしょう。
しかしながら、そのような第四権力としてのジャーナリズムも、国民の間に信頼がなければ影響力はありません。一般的に週刊誌の信頼度が過去に高くなかったのは、センセーショナリズムや羊頭狗肉・エログロ・プライバシー暴露に走りすぎ、正確性や取材倫理・批判精神・報道対象などの点で真のジャーナリズムからかけ離れていたからでしょう。
ジャーナリズムが国民の信頼を失うもう一つの大きな原因に、国家権力との癒着あるいは国家権力の広報機関化があります。三権を監視する役割のはずが、三権の補完物と化しているのでは、第四権力としての存在理由もなくなってしまいます。
日本敗戦からまもなく50年。日本列島はゴルフ場などで環境破壊がすすみ、去年は日本軍(自衛隊)の海外派兵が強行され、金権政治の腐敗構造も極点に達していることが国民の前に明らかになりました。この重大な時期に、日本のジャーナリズムははたして第四権力の名に恥じぬ役割をつとめているのでしょうか。
久野收・本誌編集委員(故人)(『月刊金曜日』1993.7.23)
2006年宣伝パンフ
本多勝一さん『週刊金曜日』創刊の辞(月刊金曜日1993.10.22号)
週刊金曜日の誌名についてー
久野 収 「発刊に寄せて」(抜粋)
(週刊金曜日) 創刊600号に想う(本多勝一)
目次ー2008年11月7日号(726号)以降
旧刊全目次より
第716号 ニッポンの農力 2008/8/29
第715号 特集 シングル・アゲイン 2008/08/22
第714号 特集 自衛隊の正体 2008/08/08
第713号 北京五輪開幕直前特集 2008/08/01
第712号 なぜ今『蟹工船』ブームなのか 2008/07/25
第711号 死刑のある国ニッポン 2008/07/18
第710号 NHK受信料 払いたくない理由 2008/07/11
第709号 検証 グローバリゼーション 水を買い占める“男爵” 2008/07/04
第708号 老人を殺すな! 第2弾 2008/06/27
第707号 洞爺湖へ G8を問う 2008/06/20
第706号 警察の闇 第8弾  嫌な時代になってきた 2008/06/13
第705号 失速 李明博政権 大統領と闘う中高生たち 2008/06/06
第704号 日米安保の黒い霧 砂川事件で新資料 2008/05/30
第703号 国鉄闘争最終局面へ 控訴審を軸に総力戦へ 2008/05/23
第702号 老人を殺すな! 後期高齢者医療制度 2008/05/16
第701号 まるごと憲法特集 ※品切れ※ 2008/05/02
第700号 検証 グローバリゼーション 2008/04/25
第699号 2008教育があぶない 【東京都】「日の丸・君が代」で教員20人に処分発令 2008/04/18
第698号 インディーズ系メーデーが熱い! 2008/04/11
第697号 2008教育があぶない 浸潤する愛国教育 2008/04/04
第696号 追い込まれる石原都知事 トヨタも逃げ出す「新銀行東京」 2008/03/28
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下手な新書本買うより内容濃いですよ!近所の本屋でも最近見かけるがバックナンバー常備店もあり。週刊金曜日のホームページの目次。図書館に設置を。
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