週刊金曜日 2012.1.13号-辺見庸インタビュー 『眼の海』をめぐる思索と想念
<> 2012.1.13
________________________________________________________________________『週刊金曜日』
(株)金曜日移転のお知らせ
このたび弊社、株式会社金曜日は2012年12月26日より下記に移転しました。
新事務所は神保町駅にほど近く、より積極的な編集・業務活動の拠点となるものと存じます。
これを機に、みなさまの信頼にお応えできるよう倍旧の努力をしてまいる所存でございます。
【新所在地】
〒101-0051
東京都千代田区神田神保町2-23
アセンド神保町3階
電話:03-3221-8521(代表)
FAX:03-3221-8522
※電話番号・ファクス番号は変更ありません。
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【1】注目の記事
【2】編集長コラム
【3】今週号目次と次号予告
【4】近刊のご案内
【5】イベントのご案内
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【1】注目の記事
■逸見庸インタビュー 『眼の海』をめぐる思索と想念
むき出しにされたこの国の真景
大地震、巨大津波、原発放射能汚染。
「二〇一一年三月一一日」を契機に綴られた言葉は数多くある。
が、この詩篇ほど死者と向き合い、正気と狂気の間にたゆたう
時代の虚実をあらわにしたものがあるだろうか。
詩集『眼の海』をめぐる思索と想念が語られる。
■瀕死の野田民主党政権
2012年政局シミュレーション 6月にも「消費税解散」か
小谷 洋之
消費税増税論議で幕を開けた二〇一二年の政局。
政権公約を果たせず、国民の期待を裏切り続ける野田民主党政権は瀕死の状態だ。
四月には小沢一郎・民主党元代表への判決もあり、激動の可能性を孕む。
民主党崩壊の兆しもある今年の政局を予測する。
■阪神・淡路大震災から17年
いつか幸せと思える日がきっとくる
粟野 仁雄
阪神・淡路大震災から1月17日で17年。
2000年に震災を忘れまいとメモリアルモニュメントとして
神戸市東遊園地で灯された「1・17希望の灯り」が分灯され、
昨年12月に岩手県陸前高田市へ運ばれた。
戦後最悪と言われた大震災の経験者がいま東日本大震災の被災者に思いを寄せる。
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【2】編集長コラム
年末から消費税政局がメディアを騒がせている。
消費税増税は視聴者の暮らしに直結するし、政局混乱は必至の主題。
数字を稼ぎたいメディアが好むテーマなのだろう。
先日、消費税導入に関わったという財務官僚の講義を聴いた。
消費税導入について最後まで(主婦である)妻だけは説得できなかったという。
つまり、消費税の肝は「説得」ではなく「断行」するか否かなのである。
増税策で票をとることは今の日本ではきわめて困難である。
そうなると妙な美学を抱える政治家ほど強行してしまうのだろう。
消費税論議では年金や医療費など社会保障を削る話ばかりが出ているが、
少子化対策を真剣に施策しなければ、二〇年後、三〇年後の日本を支えることはできない。
しかし政府への不信、暮らしへの不安がある。
結婚もできず、子どももつくれない。
独居老人も地域が支えられず病院漬けになる悪循環。
今の日本社会に温かい血が通っているとはなかなか思えない。
国民が何を政権交代に期待したのか、今一度考えたい。
(平井康嗣)
(過去の編集長後記はホームページでどうぞ)
[編集長後記]はこちら↓
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【3】次号予告
879号特集
●特集 民主党政権の末路
なぜこの政党は国民に嫌われることばかり選ぶのか
空手形もいいところの政権公約
消費税増税はこれで避けられる
TPPワシントン取材リポート
●好評連載ルポ
中国と台湾の間で揺れ動く八重山列島
●高須基仁のアウトサイダーインタビュー
いじめから立ち上がった歌手 ルミカ
最新号目次はこちら↓
ホームページ上で一部全文公開しています。
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【4】近刊のご案内
★残 夢
大逆事件を生き抜いた坂本清馬の生涯
100年前、明治末期の「大逆事件」で幸徳秋水ら12人が刑場の露と消えた。
事件をでっちあげて特定の政治勢力に弾圧を加え、
時代の風潮を変える検察の“国策捜査”はここに始まり、いま現在も続いている。
ことは検察だけではない。大逆事件はいまも多くのことを教えてくれる。
死一等を減ぜられて生き延び、戦後に再審請求を闘った坂本清馬の生涯は
いまの暗い時代にこそ強い輝きを放つ。
★世界が決壊するまえに言葉を紡ぐ
秋葉原事件から3・11以後へ──中島岳志
私は「言論ゲーム」「批評ゲーム」に飽き飽きしている。
何か大きな出来事があると、既製の枠組みを使って気の利いたことを発信し、
あっという間に忘却していく。
興奮気味に過剰な解釈を加えながら、時間がたつとまた次のネタに過剰反応し、
結局多弁という失語状態が永続する。
あとには何も残らない。
その残像の中で大切な問いは破棄されていく。試されたのは瞬発力のみ。
それが果たして言論なのだろうか。言葉なのだろうか。
本書は私が言葉をぶつけ合いたい人たちと行なった対談の記録である。
みんな言葉を持っている。そこには言葉がある。届く言葉がある。
★新・買ってはいけない8原発事故が引き起こした食品の放射能汚染 私たちのライフスタイルが問われています。
今回は個々の商品の検証はもちろん、要望の高い「買ってもいい商品」と「食品添加物の
見方と避け方」まで指南します。
★貧困なる精神24集
「英語」という“差別” 「原発」という“犯罪”
米国に心も命も収奪された日本人
日本が「英語」によって支配されている「隠れた差別問題」を指弾した「英語」帝国主義と、
原発という「想定されていた人災」を追及する論考・対談を2本柱に構成。
原発の問題は、今年(2011年)3月11日に発生した大震災以降、本誌で連載したものを所収。
また、本誌の編集委員でもあった筑紫哲也氏を追悼するために、筑紫氏も出席した
佐高信編集委員・椎名誠編集委員(当時)の両氏もまじえた対談を再録。
さらには、本多氏が子どものころに描いたマンガ原稿も公開しているが、そこには
「今ヤ日本ハアメリカニ降伏セリ」「以上デコレモ終ワリデスガ」という文字も・・・・・。
刺激的で機知に富んだ評論・批評集。
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【5】イベントのご案内
脱原発世界会議 2012 YOKOHAMA
NUCLEAR FREE NOW!
市民の手でつくる脱原発世界会議が行なわれる。
全体会、分科会、ワークショップや展示などの企画で、1万人規模の懐疑を目指す。
当日は『週刊金曜日』も出店。
世界へのメッセージ/行動の提言/できること発見
日付:1月14・15日(土・日)
場所:パシフィコ横浜
チケット販売中。全国のローソンで購入可能。
当日は『週刊金曜日』も販売
連絡先:ピースボード
TEL 03・3363・7561
Mail office@npfree.jp
URL http://npfree.jp
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俺の注目記事
・P6韓国 政権批判の言論封じが目的か 圧倒的人気を誇る候補者を収監
・P13着実に進んでいた金正恩後継体制 総書記死去直前の平壌ルポ 伊藤孝司
・P22辺見庸インタビュー この社会は頼まれもしないのに、おのずとファッショ化していく。ファシズムは何年も時間をかけ、いろんな小さな言葉の積み重ね、連なりで立ち上がってくる。「眼の海」
・P32貧困なる精神 中国の新幹線鉄道事故続出を考える 上 本多勝一
・P42福島だより 我が家の豊かさはすべて失われた 境野米子
・P50運動と政党、その齟齬と連動 フェリックス・ガタリ 廣瀬純
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