週刊金曜日2012.6.1号やっぱり消費税はいらない

2025年9月18日

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______________________『週刊金曜日
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 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】今週号目次と次号予告
 【4】近刊のご案内
 【5】イベントのご案内
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 【1】注目の記事
■こんなにあった不公平税制!
消費税の増税で国会は荒れ模様だが、
そもそも何のための消費税論議なのか。
「社会保障と税」の根本的な改革のためには、
まず不公平な税制を変えることが
先決ではないか。
●不公平な税制をただす会・富山泰一さんに聞く
 まずは金持ち優遇税制を変えよ
●増税したら滞納税額が増えるだけ
 必要な政策は増税ではなく景気対策 荻原 博子
デフレの時代、増税したらさらに景気は悪化し、税収は減収。
予算を賄うため再び増税を考えることになる。政治家のするべき仕事は、
この悪循環から脱し、景気回復のための施策をすることだ。増税ではない。
●なぜこんなひどい税制がまかり通るのか
 トヨタ社長より高い庶民の実質税負担 武田 知弘
庶民には {酷税} の国だが、金持ちには天国。
それが今の日本の税制である。「財源がない」など聞いて呆れる。
金持ちの負担率を庶民並みにすればいいだけなのだ。
◆図解 大企業・富裕層優遇、庶民いじめの消費税
 ひとめでわかる不公平税制
勤労者の収入は減る一方で大企業の内部留保はふくらみ、企業の社会保障負担もうすい。
数字で見れば、ごく一握りの富める者だけが肥え太る不公平税制は一目瞭然だ。
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 【2】編集長コラム
 消費増税が国会で大詰めを迎えている。
 所得がなければ消費もできないのだから、「まずは所得からというのが税の大原則」だと、
今週号の特集で富山泰一さんが指摘している。
 消費増税論争を筆刀両断にするわかりやすい話だ。
 民主党政権の増税・財政再建路線は野田首相が始まりではない。
 鳩山由紀夫首相、菅直人財務相時代から一貫している。
 動向が注目されている当時の小沢一郎幹事長も同じ穴の狢ではある。
 二〇一〇年一月に本誌は「民主党政権の増税論」を特集しており、
政府の諮問機関である政府税調専門家委の神野直彦座長に私は話を聞いた。
 読み返して思ったのは、政権発足当初の子ども手当バッシングが今につながっていたということだ。
 自分が当事者でない場合、他者をとりすぎだとバッシングする社会、だ。
 これは当然高齢者への年金や生活保護受給者への不寛容へと展開されていく。
 このような社会では他者への連帯感など育つ余地もない。
 神野氏は、まずは政府が信頼を取り戻すことからと指摘したが、その通りだ。 (平井康嗣)
(過去の編集長後記はホームページでどうぞ)
[編集長後記]はこちら↓ 
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 【3】次号 6月8日号(898号)予告
放射能と学校給食
給食の安全を求めるせたがやのパパ・ママ奮闘記
全国の自治体が取り入れる「横須賀方式」って?
給食の牛乳は拒否できるのか

悪化するシリア情勢 現地から写真リポート
縮小するセーフティネット
片山さつき氏と小宮山洋子厚労大臣が阿吽の呼吸で生活保護切り?

シリーズ70年代 村上龍と村上春樹
最新号目次はこちら↓ 
ホームページ上で一部全文公開しています。
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 【4】近刊のご案内

★新版 のんではいけない薬必要な薬と不要な薬
のんでからでも遅くない、治療者必読の書!
薬害と闘い続けた医師が医薬業界の間違った常識を打ち破る。
医師でNPO法人医薬ビジランスセンター(薬のチエック)理事長である著者が
さまざまな薬の危険度と効用を分析・解説する。

★刑事告発 東京電力 ルポ福島原発事故
私たちは被曝してから一年が過ぎた──
福島原発事故の「当事者」が、事故当日から今後の刑事告発&告訴までを記したルポルタージュ。
学者、文化人、報道機関などの「罪」を追及。田原総一朗氏も「証拠」資料とともに俎上に。
原発を追って25年以上の著者にしか書けない「真実」。

★尾木ママと考える 大震災後を生きる希望のヒント
尾木ママが報道や教育のあるべき姿を語る。
2011年の大震災・福島原発事故を経験した日本、いま、私たちは何を学ぶべきなのか、
どうすべきなのか。おネエ系人気の秘密、報道のあり方、子ども・若者の変化、
教育のあるべき姿、おとなに求められることなど、
石坂さんがリードしながら、尾木先生が超辛口批判&提言。
テレビでは見られない尾木先生の踏み込んだコメントに注目!

★残 夢
 大逆事件を生き抜いた坂本清馬の生涯
100年前、明治末期の「大逆事件」で幸徳秋水ら12人が刑場の露と消えた。
事件をでっちあげて特定の政治勢力に弾圧を加え、
時代の風潮を変える検察の“国策捜査”はここに始まり、いま現在も続いている。
ことは検察だけではない。大逆事件はいまも多くのことを教えてくれる。
死一等を減ぜられて生き延び、戦後に再審請求を闘った坂本清馬の生涯は
いまの暗い時代にこそ強い輝きを放つ。

★世界が決壊するまえに言葉を紡ぐ
秋葉原事件から3・11以後へ──中島岳志
私は「言論ゲーム」「批評ゲーム」に飽き飽きしている。
何か大きな出来事があると、既製の枠組みを使って気の利いたことを発信し、
あっという間に忘却していく。
興奮気味に過剰な解釈を加えながら、時間がたつとまた次のネタに過剰反応し、
結局多弁という失語状態が永続する。
あとには何も残らない。
その残像の中で大切な問いは破棄されていく。試されたのは瞬発力のみ。
それが果たして言論なのだろうか。言葉なのだろうか。
本書は私が言葉をぶつけ合いたい人たちと行なった対談の記録である。
みんな言葉を持っている。そこには言葉がある。届く言葉がある。

★新・買ってはいけない8原発事故が引き起こした食品の放射能汚染 私たちのライフスタイルが問われています。
今回は個々の商品の検証はもちろん、要望の高い「買ってもいい商品」と「食品添加物の
見方と避け方」まで指南します。

★貧困なる精神24集
 「英語」という“差別”  「原発」という“犯罪”  
 米国に心も命も収奪された日本人
日本が「英語」によって支配されている「隠れた差別問題」を指弾した「英語」帝国主義と、
原発という「想定されていた人災」を追及する論考・対談を2本柱に構成。
原発の問題は、今年(2011年)3月11日に発生した大震災以降、本誌で連載したものを所収。
また、本誌の編集委員でもあった筑紫哲也氏を追悼するために、筑紫氏も出席した
佐高信編集委員・椎名誠編集委員(当時)の両氏もまじえた対談を再録。
さらには、本多氏が子どものころに描いたマンガ原稿も公開しているが、そこには
「今ヤ日本ハアメリカニ降伏セリ」「以上デコレモ終ワリデスガ」という文字も・・・・・・。
刺激的で機知に富んだ評論・批評集。
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 【5】イベントのご案内

★平和力養成講座2012 第3回
「ピースゾーンの思想 ── 人民の平和への権利」
日時:6月9日(土)14時~17時
場所:東京千代田区・スペースたんぽぽ
  (三崎町2・6・2-4階・JR水道橋駅5分)
講師:前田朗(東京造形大学教授)
参加費:500円
主催:平和力フォーラム 
問合せ:042-637-8872(主催者)
協賛 『週刊金曜日』
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*俺の注目記事
P5可視化される放射性物質 動物への放射能汚染 オートジオグラフで見えた黒い点
P16原発は不良債権である 金子勝 原発は(略)事故の収束もできないので民間の損害保険会社から損保加入を拒否されている代物です。 停止中のもんじゅは冷却費用だけで1日5500万円もかかっている。
P18原発の再稼動は容認できない 泉田裕彦 新潟県知事 そもそも、今に至るまで誰一人事故の責任を取っていあません。たとえば、工場で爆発事故が起きたらどうしますか。警察と消防の合同現場検証をやって、捜査をします。今回、まずそれをやるべきではないのですかやるべきことをやらず、教訓を踏まえた対策を講ぜずに、再稼動の議論は時期尚早だと思います。
P42ロベール・ゲディギャン「キリマンジャロの雪」監督 対談雨宮処凛 フランス人は自国の歴史を学ぶ中で自然と社会主義思想が根付いていきます。だから世代を超えて連帯できる。
P51きんようぶんか案内板 第4の革命 エネルギーデモクラシー
P58元事件記者が描く罪と罰 映画 死刑弁護人 安田弁護士
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