週刊金曜日2012.6.22号死刑弁護人 安田好弘
<> 2012.6.22
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【1】注目の記事
【2】編集長コラム
【3】今週号目次と次号予告
【4】近刊のご案内
【5】イベントのご案内
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【1】■死刑弁護人 安田好弘
この国の刑事司法の矛盾を体現している弁護士がいる。安田好弘さん(六四歳)
だ。彼ほど、事実に徹底的にこだわり、被疑者・被告に寄り添う弁護士は少ない。
そのため、困難な刑事事件が集中し、「あんな悪者を弁護するのか」と、新聞や
テレビに叩かれ続けている。
安田さんを主人公にした映画『死刑弁護人』が公開されるのを機に、刑事弁護
とはなにかをあらためて考える。
●「赦すという前提があれば死刑囚の意識は変わる」 聞き手 森 達也
法廷は民意に大きく影響され、民意はメディアに影響されている──森
死刑廃止派は“鬼畜”だとのイメージを多くの人が持ってしまった──安田
◆齊藤潤一監督に聞く
「死刑について考えるきっかけに」
「悪魔の弁護士」と呼ばれてもなお、安田好弘氏は死刑弁護を引き受け続ける、
その理由は──。安田弁護士に密着したドキュメンタリー映画『死刑弁護人』
が6月30日より公開される。映画の見所を齊藤監督に聞いた。
●国策捜査
死刑判決が確定した光市母子殺害事件の元少年
弁護団への猛烈な批判と変更された死刑基準 青木 理
●冤罪阻止の最後の砦
刑事弁護人が抱える困難 北方 農夫人
死刑や無期判決が予想される重大事件ほど弁護士の労力負担は大きく、
弁護費用が持ち出しになる場合も多い。安田好弘弁護士に重大事件が
集中する背景には、この国の刑事司法の歪みがある。
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【2】編集長コラム
首相はわからないのか。金曜夜に官邸前に一万人が集まり大飯原発再稼働反
対を叫んだワケを。これは放射能ヒステリーではない。経済や政治や社会が大
転換する大きな期待があるからである。なし崩しの再稼働は、その希有な芽を
摘むだろう。
政治家ならばこの空気をつかまえないでどうするのか。調整と決断を生業と
する政治家に求められる仕事は、後世への希望を背中で見せることではないか。
昨年の党代表選における野田氏の演説はほとんど覚えてない。ノーサイドにし
ましょうと党内の国会議員(有権者)に情で訴え、大穴的に首相の椅子を手に
入れたことを唯一思い出す。それが今や地元船橋市で首相落選運動デモが起き
るザマだ。弟の野田剛彦市議は次期市長選に出馬する噂だがここにも飛び火す
る勢いだ。
一方、報道は少ないが、「原発のない鹿児島をつくる会」の会長も務める向原
祥隆・南方新社社長が原発立地県である鹿児島の知事選(七月八日投開票)に
立候補するという。庶民の怒りの火は燃え上がっている。 (平井康嗣)
(過去の編集長後記はホームページでどうぞ)
[編集長後記]はこちら↓
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【3】次号 6月29日号(901号)予告
特集 笑えまへん、橋下維新
グラビア 福島第一原発で働き続ける人
写真ルポ 刑務所の飯
ペンクラブに公益法人の資格はあるのか
「詐欺師疑惑まで浮上した」故・邱 永漢氏
山岡淳一郎ルポ
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【4】近刊のご案内
★本当に怖い電磁波の話
身を守るにはどうする?
http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=25132011年6月、世界保健機関(WHO)が携帯電話から出る電磁波について
「発がん性の可能性あり」という評価結果を下した。IH調理器、スカイツリ
ー、盗難防止ゲート、携帯基地局……電磁波の恐怖はケータイやスマホだけで
はない。
★新版 のんではいけない薬
必要な薬と不要な薬
http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=2478のんでからでも遅くない、治療者必読の書!
薬害と闘い続けた医師が医薬業界の間違った常識を打ち破る。
医師でNPO法人医薬ビジランスセンター(薬のチエック)理事長である著者
がさまざまな薬の危険度と効用を分析・解説する。
★刑事告発 東京電力
ルポ福島原発事故
http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=2454私たちは被曝してから一年が過ぎた──
福島原発事故の「当事者」が、事故当日から今後の刑事告発&告訴までを記し
たルポルタージュ。学者、文化人、報道機関などの「罪」を追及。田原総一朗
氏も「証拠」資料とともに俎上に。原発を追って25年以上の著者にしか書け
ない「真実」。
★尾木ママと考える
大震災後を生きる希望のヒント
http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=2365尾木ママが報道や教育のあるべき姿を語る。
2011年の大震災・福島原発事故を経験した日本、いま、私たちは何を学ぶ
べきなのか、
どうすべきなのか。おネエ系人気の秘密、報道のあり方、子ども・若者の変化、
教育のあるべき姿、おとなに求められることなど、
石坂さんがリードしながら、尾木先生が超辛口批判&提言。
テレビでは見られない尾木先生の踏み込んだコメントに注目!
★残 夢
大逆事件を生き抜いた坂本清馬の生涯
http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=2322100年前、明治末期の「大逆事件」で幸徳秋水ら12人が刑場の露と消えた。
事件をでっちあげて特定の政治勢力に弾圧を加え、時代の風潮を変える検察の
“国策捜査”はここに始まり、いま現在も続いている。
ことは検察だけではない。大逆事件はいまも多くのことを教えてくれる。
死一等を減ぜられて生き延び、戦後に再審請求を闘った坂本清馬の生涯は
いまの暗い時代にこそ強い輝きを放つ。
★世界が決壊するまえに言葉を紡ぐ
秋葉原事件から3・11以後へ──中島岳志
http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=2323私は「言論ゲーム」「批評ゲーム」に飽き飽きしている。
何か大きな出来事があると、既製の枠組みを使って気の利いたことを発信し、
あっという間に忘却していく。
興奮気味に過剰な解釈を加えながら、時間がたつとまた次のネタに過剰反応し、
結局多弁という失語状態が永続する。
あとには何も残らない。
その残像の中で大切な問いは破棄されていく。試されたのは瞬発力のみ。
それが果たして言論なのだろうか。言葉なのだろうか。
本書は私が言葉をぶつけ合いたい人たちと行なった対談の記録である。
みんな言葉を持っている。そこには言葉がある。届く言葉がある。
★新・買ってはいけない8
原発事故が引き起こした食品の放射能汚染 私たちのライフスタイルが問われ
ています。
今回は個々の商品の検証はもちろん、要望の高い「買ってもいい商品」と「食
品添加物の見方と避け方」まで指南します。
http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=2177★貧困なる精神24集
「英語」という“差別” 「原発」という“犯罪”
米国に心も命も収奪された日本人
日本が「英語」によって支配されている「隠れた差別問題」を指弾した「英語」
帝国主義と、原発という「想定されていた人災」を追及する論考・対談を2本
柱に構成。
原発の問題は、今年(2011年)3月11日に発生した大震災以降、本誌で連載
したものを所収。
また、本誌の編集委員でもあった筑紫哲也氏を追悼するために、筑紫氏も出席
した佐高信編集委員・椎名誠編集委員(当時)の両氏もまじえた対談を再録。
さらには、本多氏が子どものころに描いたマンガ原稿も公開しているが、そこ
には「今ヤ日本ハアメリカニ降伏セリ」「以上デコレモ終ワリデスガ」という文
字も・・・・・・。
刺激的で機知に富んだ評論・批評集。
http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=2178
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【5】イベントのご案内
★原発とメディア
-3・11後の報道を問う-
講演 北村肇(『週刊金曜日』発行人)
日時 6月24日(日)13時半~16時半
場所 名古屋市女性会館ホール
(地下鉄名城線・東別院駅3分)
参加費 1000円
主催 講演実行委員会
問合せ 052-808-3241(西)
協賛 『週刊金曜日』
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