#週刊金曜日 2021.4.30/5.7目次 コロナと五輪は両立しない
菅衆参3全敗注目は7月都議選立憲・共産が初めて選挙区の棲み分け完成 木下ちがや
連合は政党間の選挙協力に関知しない従来の方針を守って 野党共闘モデル 山口二郎
日本の五輪招致委員会が国際陸連前会長ラミーヌ・ディアクの息子のペーパーカンパニーに2億3千万のコンサル料を払っていた。
英紙ガーディアンのみ報じ、仏司法当局が捜査。日本のメディア・検察も疑惑解明していない。自浄能力のない日本 内田樹
海外での別姓婚、日本でも有効 宮本有紀 想田和弘・柏木規与子夫婦別姓確認訴訟4.21東京地判 同姓にする意味とは?
原発事故汚染水の海洋放出 政府/東電によるウソと印象操作 満田夏花 使っていない旧型タンクを解体すれば2年分の敷地が確保できる
米中対立自公に代わる新たな安保政策は 米中・日中対話を促す 東シナ海での共同利活用「日本をミサイル軍拡の場とする政策に反対すべき」
移動式発射台の保有で「敵基地攻撃」は絵空事、核の反撃を国民が望むか世論調査 核保有国・非保有国の橋渡しなど自民政権は何もしていない。
安保は軍事だけでなく、経済、環境、貿易、感染症対策など多国間のやりとりを増やし八方良しの施策採用 新外交イニシアティブ(ND)の提言 柳澤・猿田・泉
新外交イニシアティブ政策(ND)提言「抑止一辺倒を越えて」ー時代の転換点における日本の安全保障戦略」の概要 編集部
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fujisan目次
内容
■表紙
■それでもそれでもそれでも 齋藤陽道
■風速計「入管法改悪を許してはいけない」 中島岳志
■金曜アンテナ
・日本学術会議「任命拒否撤回を求めた97歳元会員の思い 戦争動員の時代と似て危機感 片岡伸行
・厚労省はコロナ対策で病床確保計画見直しを打ち出すが…患者数急増、対応追いつかず 吉田啓志
・名古屋市長選、現職河村たかし氏が5回目の当選 逆風下の辛勝、市政に暗雲 井澤宏明
・2月の西東京市長選、市民85人が東京都選管に審査申し立て「選挙結果は無効だ」片岡伸行
■政治時評 佐藤甲一
■さらん日記 特別バージョン
■菅首相、初の衆参3選挙で全敗
・長期自公政権下の閉塞が終わり十数年ぶりに新たな局面迎える 木下ちがや
・共産党アレルギーへの配慮は政界の内輪話
野党はブロックの凝集性を高め顔の見える政権構想を出せるか 山口二郎
■5月の原発裁判
■【特集】コロナと五輪は両立しない
・日本には五輪開催の資格も能力もない 内田樹
・東京五輪は“一大感染イベント”になる 飯塚真紀子
・海外はどう見てる? どう見える? オリンピックどころじゃない!
<ドイツ>市民は無関心、関係者は安全性を疑問視 田口理穂
<イタリア>「アパルトヘイト」の五輪 開催の意味ない ピオ・デミリア
■「夫婦別姓確認訴訟」判決 海外での別姓婚、日本でも有効
結婚の事実を把握できない戸籍の存在意義が問われる 宮本有紀
◆制度改善だけでなく意識改革も必要 原告・想田和弘
■原発事故汚染水の海洋放出決定 政府・東電による九つの「ウソと印象操作」 満田夏花
■「慰安婦」2次訴訟判決
・韓国の空気 被害当事者の訴えが置き去りにされる恐れ 吉方べき
・判決を読む 裁判官は最も古典的な国際法観の信奉者 山本晴太
■日本の民間信仰 祀りをたずねて 受け継がれる人と神との絆 写真・文 山田しん
■【第2特集】米中対立 自公に代わる新たな安保政策は
・戦争を絶対に起こさせない知恵と覚悟がなにより大切 泉健太×柳澤協二×猿田佐世
・新外交イニシアティブ政策提言
『抑止一辺倒を越えて――時代の転換点における日本の安全保障戦略』の概要
・とめどなく拡大する自衛隊の政治利用 台湾有事での米要求は拒否せよ 半田滋
■経済私考 高橋伸彰
■クーデター後のミャンマー
・資金源は断ち切れるのか 国軍の“ビジネスパートナー”となった日本企業の言い分と釈明
本田雅和
・ジャーナリスト 宇田有三氏に聞く
「軍隊という怪物が国を持つ体制」同じ過ちを繰り返さないために
・拘束された記者の「仲間」らが抗議 渡部睦美
・本誌緊急声明 北角裕樹さんの拘束に抗議し、即時解放を求める
■櫂未知子の金曜俳句
■コロナ禍、オンラインツアーに参加 韓国映画を2倍楽しむ方法 ロケ地巡りで名作を追体験
先川信一郎
■言葉の広場、金曜川柳、イラストレーション、論考
■貧困なる精神 本多勝一
■ヒラ社長が行く 植村隆
■読者会から
■市民運動から講演・映画・音楽イベントの情報案内板
■金曜日から、編集長後記、業務部からのお知らせ
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<> 2021.4.30
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【1】注目の記事
【2】編集長コラム
【3】次号予告
【4】近刊のご案内
【5】イベントのご案内
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【1】注目の記事
■コロナと五輪は両立しない
東京五輪の開会式まで3カ月を切ったが、新型コロナウイルスの変異株の感染が急速に拡大している。WHO(世界保健機関)は、4月19日、世界の1週間当たりの新規感染者が、520万人を超えて過去最多になったことを明らかにした。4月12日付の米紙『ニューヨーク・タイムズ』は、この時期の五輪開催を「最悪のタイミング」と表現した。ワクチンが開発され、効果を発揮している国もあるが、開催国である日本はまだ接種がほとんど進んでいない。果たしてコロナ禍の五輪開催は可能なのか。そして日本にその資格があるのか。
●日本には五輪開催の資格も能力もない
内田樹
●東京五輪は“一大感染イベント”になる
飯塚真紀子
コロナ禍の五輪開催には多くの海外メディアから批判的な声が上がっている。米国在住のジャーナリスト、飯塚真紀子氏が、森喜朗氏の女性蔑視発言を断罪し、東京五輪中止を求める記事を『ニューヨーク・タイムズ』に寄稿したパシフィック大学教授のジュールズ・ボイコフ氏に話を聞き、グローバルな視点から東京五輪を質す。
●【ドイツ】市民は無関心、関係者は安全性を疑問
田口理穂
●【イタリア】「アパルトヘイト」の五輪、開催の意味ない
ピオ・デミリア
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【2】 編集長後記
「衆参3選挙 自民が全敗」「衆参3選挙 自民『全敗』」
4月26日の朝刊各紙に見出しが躍る。愚かな政府をもつということがどういうことか、多くの市民が実感しはじめているということか。
5月11日まで東京都、京都府、大阪府、兵庫県に緊急事態宣言が発出され、「まん延防止等重点措置」が7県で実施されている。
23日、菅義偉首相は記者会見で「効果的な対策を短期間で集中して実施」として宣言発出の説明をした。だが、この危機的状況にあっても、首相の最大の関心事は東京五輪・パラリンピック開催であり、市民の命と生活は二の次ということを市民はお見通しだ。
それが総選挙での自身の勝利に不可欠であり、首相の座を守ることに直結するからだろう。「#20 時消灯前に聖火を消せ」「営業停止にすべきは飲食店や劇場より自民党、東京都知事、電通、IOCだと思う」(島田雅彦)にまったく同意する。
コロナと五輪は特集を、選挙については山口二郎氏と木下ちがや氏の分析記事をお読みいただきたい。(小林和子)
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【3】2021年5月14日(1328)号予告
【特集】福島第一原発原発事故から10年を経て
食品中の放射能は今、どうなっている?
●終わっていない食品汚染 上田昌文
【メディア】NHK番組改竄事件から20年 第2弾
【新型コロナ】●根本的改革がなければ これからもパンデミックは 起こりえます
「新型コロナワクチン」はゴールではない 井田徹治
【教育】●機関保証の「異様に高い延滞金」 “日の丸ヤミ金”奨学金 第2回
若者から搾取する 「日本学生支援機構」 三宅勝久
【ぶんか】●不謹慎な旅 村も町も平成に消えた 大合併と中越地震
写真・文 木村聡
【メディア】●メディアウオッチ 太田啓子/臺宏士
【新型コロナウイルス】●仕事中に新型コロナに感染したら労災になりますか?内藤眞弓
【国際】●たとえば世界でいま ペルー/石井陽一 シリア/堅田文彦
【きんようぶんか・本】
●『新プロパガンダ論』 永田希
●『「利他」とは何か』 高原到
●『ルポ東尋坊 生活保護で自殺を止める』 粟野仁雄
●『台湾、あるいは孤立無援の島の思想』加藤直樹
●『脱「いい子」のソーシャルワーク──反抑圧的な実践と理論 』 成田洋樹
●『「またね。」 』四國光
【きんようぶんか・映画】
●『21ブリッジ』 藤田正
●『SNS 少女たちの10日間』 伊藤千尋
【きんようぶんか・TVドキュメンタリー】
●5月14日?の放映から ワタナベ=アキラ
【強力連載】
●それでもそれでもそれでも|齋藤陽道
●風速計|宇都宮健児
●ジェンダー情報|
●半田滋の新・安全保障論
●金曜アンテナ
●政治時評|長谷川綾
●経済私考|鷲尾香一
●言葉の広場/論考
●雨宮処凛のらんきりゅう
●猫様|想田和弘
●さらん日記
●松崎菊也の無責任架空対談
●本多勝一の貧困なる精神
●編集委員から
●ヒラ社長が行く|植村 隆
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【4】近刊のご案内 http://www.kinyobi.co.jp/publish/index.php
★追悼 石牟礼道子 毒死列島 身悶えしつつ
石牟礼道子 田中優子 高峰武 宮本成美 1000円+税 A5判並製・104頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002593.php
『苦海浄土 わが水俣病』などの作品で知られる作家の石牟礼道子さんが2018年2月10日に亡くなった。『週刊金曜日』立ち上げ時の編集委員でもあった石牟礼さんと現編集委員の田中優子さんの対談を中心にブックレット化。
★日中戦争から80年 加害の歴史に向き合う
『週刊金曜日』編 1000円+税 A5判並製 136頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002464.php
今年は、日中全面戦争開始から八〇年。侵略戦争への深い反省から始まったはずの戦後はいま、大きな危機に直面している。歴史歪曲主義者の安倍晋三首相はふたたび「戦争国家」への道を暴走し、民主主義そのものが崩壊させられようとしている。私たちは、あらためてアジア太平洋戦争の実相をみつめ、いまと将来のために加害の事実を振り返り、向き合う姿勢が必要だ。本ブックレットは日中戦争開始から八〇年となる二〇一七年七月から一〇月の各月一回、「日中戦争80年共同キャンペーン実行委員会」が企画した学習会の内容を再録したもの。
┃Kindle版┃原発の来た町──原発はこうして建てられた/伊方原発の30年
斉間満:著 Kindle 購入価格:700円
「安全」であれば原発はよい、とは言えない。原発の建設や運転の過程ではさまざまな「暴力」が吹き荒れ、またカネの力によって人々の心や生活を傷つけ、踏みにじってきた。
著者の斉間満さん(2006年10月17日永眠)は、伊方原発の誘致話が表面化して以降、自らの一生をかけてこの問題に取り組んできた。新聞記者として、一人の住民として、裁判の原告として長い長い闘いだった。
この書籍は、斉間満さんが2002年5月、南海日日新聞社から刊行した著書『原発の来た町─原発はこうして建てられた/伊方原発の30年』を元に新たに編集した新版。伊方原発のためになにが起きたかを知ることは、日本のエネルギー政策の今後を考えるために必要だ。
【目次】
はじめに
まえがき(小出裕章)
【年表】伊方原発をめぐる動き
1.原発はこうして建てられた
2.安全協定無視の3号炉増設
3.出力調整試験
4.伊方原発のいま
5.原発と地域
あとがき
【筆者紹介】
斉間 満(さいま みつる・1943年生)
伊方原発建設当初、地方紙の記者として取材したのが伊方原発との関わりの始め。取材していく中で地元にあるローカル紙が原発の危険性に少しも触れないことに疑問を感じて焦りを覚える。経験も知識も資金も貧しい中ではあったが、地元で原発を批判していく必要を強く感じて一九七五年「南海日日新聞社」を立ちあげる。以来一貫して原発反対と匿名報道を貫き、伊方町を含む周辺の町や八幡浜市の人々に原発の危険性を伝え続けてきた。
伊方原発二号炉設置許可取消裁判は、本人訴訟として起こされたが、原告の1人に加わり23年間法廷で闘った。しかし、2000年12月判決の4日前に持病の心臓病が原因で脳梗塞を発病し、左半身不随車椅子生活の身となる。現在施設に通いながらリハビリに励む傍ら、原発を止めるまで南海日日新聞を発行し続けることが自分のできる反原発運動であると考え、同じ原告、反原発の仲間であり社員の一人である近藤誠さんの助けを得ながら残された右手でワープロを打つ日々である。
2006年10月17日永眠。
┃Kindle版┃マイナンバー
明石昇二郎:著 Kindle 購入価格:500円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002448.php
「マイナンバー」の通知が始まった2015年10月から2年が経った。だが、便利になるどころか、さまざまな不具合が生じている。問題点を洗い直すとともに、「マイナンバー」によって余計な負担を強いられる市民一人ひとりが自衛策を考える上での"処方箋"を提供する。
┃Kindle版┃バラ色のひきこもり
勝山実:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002203.php
「ひきこもり」というと、白い目で見られがち。
でも、当事者が日々、どんな思いで暮らしているのか、
その声が伝わることはほとんどありません。
高校3年生から45歳の今まで、ひきこもりを続ける
自称「ひきこもり名人」の勝山実さんに、
なぜにひきこもり続けるのか、
自身のひきこもり生活の極意を書いてもらいました。
┃Kindle版┃何がどうして発達障害
司馬理英子:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002011.php
自分では気をつけているつもりなのに、「うっかり」ミスばかり。
時間やお金の管理も超苦手。
やらなきゃいけないことはたくさんあるのに、何から手をつけたら……?
あの人ってなんでいつもいい加減なの!
スケジュールどおり仕事ができないし、融通も利かないし、
人の気持ちをわかろうともしない。社会人失格なんじゃないの?
本書は発達障害という切り口で、そんな悩みに迫ります。
近ごろメディアで取り上げられることの多い発達障害ですが、
肝心なのは周囲の対応であることは、あまり知られていません。
自分(あるいは相手)の言動に悩んだら、本書をひもといてみてください。
きっとそれまでとは違った視点で、
自分や相手のことを見つめられるようになりますよ。
┃Kindle版┃エシカルに暮らすための12条 地球市民として生きる知恵
古沢広祐(ふるさわ・こうゆう):著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002859.php
最近よく耳にする「エシカル」という言葉。
エコやオーガニックとちょっと似ていますが
生産者の人権や労働環境、商品生産の背景まで考慮する点が違います。
本書がグローバル化によって地球のすみずみにまで広がった生産・消費のつながりを
改めて考えるきっかけになればいいなと思います。
【『エシカルに暮らすための12条』目次】
はじめに
第1条 グリーン(環境)からエシカル(社会)へ
第2条 ファッションだってエシカルに
第3条 鰻を食べて大丈夫かな? 水産物こそエシカルでありたい
第4条 有機=エシカル? オーガニック認証への問い直し
第5条 森のエコラベル
第6条 動物福祉─アニマルウェルフェア 先を進む世界の動向
第7条 町ぐるみでエシカルめざす フェアトレードタウンの広がり
第8条 過熱するペットビジネス 輸入ペットの動向にも注意!!
第9条 日本にもある現代の奴隷制度
第10条 つくる責任・つかう責任 SDGsのゴール12
第11条 銀行・投融資を変えるエシカルなお金って?
第12条 『バナナと日本人』のその後
補論 日本でのエシカルの広がり──エシカル通信簿、ブラック企業大賞、地方での展開
【著者略歴】
古沢広祐(ふるさわ・こうゆう)
1950年生まれ。國學院大學経済学部教授、NPO「環境・持続社会」研究センター代表理事。著書に『みんな幸せってどんな世界』(ほんの木)、『食べるってどんなこと? あなたと考えたい命のつながりあい』(平凡社)、『地球文明ビジョン』(日本放送出版協会)、共著に『フェアトレードビジネスモデルの新たな展開』(明石書店)など。関連するトピック情報として、サステナブル・ブランドジャパン(SB-J)ネットサイト(http://www.sustainablebrands.jp/)で連載コラムを掲載しています。
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【5】イベントのご案内
★第6回パネル展
知ることで未来が見える 戦争の加害
中国東北部侵略から90年/東南アジア侵略から80年
日時:2021年5月2日?9日、10時?19時
場所:かながわ県民センター1階展示室
参加費:無料
問合せ:090-7405-4276
主催:記憶の継承を進める神奈川の会
協賛:『週刊金曜日』
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