#週刊金曜日 2021.10.8号 目次 野党連合政権 共産党小池晃書記局長
fujisan目次
■表紙
■それでもそれでもそれでも 齋藤陽道
■風速計「こけのむすまで?」 崔善愛
■きんようアンテナ
・東京外環道トンネル工事、住宅街陥没から1年 広がる被害と住民のいらだち 丸山重威
・東京地裁、被差別部落の地名一覧公表を差し止め プライバシー権の侵害認める 平野次郎
・自民党総裁選、コロナ対策理由にフリーの取材締め出し 広報担当は電話にも対応せず 畠山理仁
・長崎市幹部による「性暴力」裁判が山場へ 報道による深刻な2次被害も 西村仁美
■さらん日記
■半田滋の新・安全保障論「米英豪の安保枠組み 潜水艦受注の隠れ蓑か」
■中島岳志責任編集 もう一隻の船を出すために 第2回 野党共闘を探る
・自民党内では「安倍化」が進行 安倍傀儡の岸田内閣から政権交代を実現するには 中島岳志
・小池晃・日本共産党書記局長に聞く 野党による連合政権 中島岳志
■岸田新首相の真贋
・Colabo代表・仁藤夢乃さんに聞く 暮らしや命を守るのが政治の責任
・法学者・谷口真由美さんに聞く 核兵器に反対なら原発についても語れ
・「分配」に期待するより総選挙で「政権交代」を
変わらない自民党、「退化」の懸念も 雨宮処凛
・「米国の圧力がかかっても首脳会談できますか?」
国交正常化交渉の過程で拉致を話し合い解決目指すべき 蓮池透
■政治時評 望月衣塑子
■反レイシズム掲げた国連ダーバン会議から20年
問われる国民国家、通底する入管体制と植民地主義 藤岡美恵子
■大規模な森林火災とコロナ禍に見舞われた豪・ブルーマウンテンズ 早川春美
■不謹慎な旅「鞆で死にたい 「鞆の浦」の地域介護」 写真・文/木村聡
■相変わらず低い自給率 米国頼みの状況は本当に危険 垣田達哉
■【提携連載企画】双葉病院置き去り事件10 自衛隊の決定的なミス Tansa 中川七海
■是正命令に懲りず、またも不当労働行為? 近畿大学、労使紛争いつまで続く 村上恭介
■きんようぶんかインタビュー
キアロスタミ監督はじめ数々のイラン映画を伝えてきたショーレ・ゴルパリアンさんに聞く 中村富美子
■メディアウオッチ
・性的部位を強調したキャラを採用した千葉県警への批判は表現の自由を侵害しない
「表現vs.規制」にしたがる報道 太田啓子
■話の特集 中山千夏、矢崎泰久、小室等、松元ヒロ
■きんようぶんか 本・映画・音楽・TVドキュメンタリー
■経済私考 鷲尾香一
■ヒラ社長が行く 植村隆
■言葉の広場、金曜川柳、イラストレーション、みんなの写真展、論考
■読者会から
■市民運動から講演・映画・音楽イベントの情報案内板
■金曜日から、編集長後記、『週刊金曜日』からのお知らせ
■猫様 想田和弘
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<> 2021.10.8
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【1】注目の記事
【2】編集長コラム
【3】次号予告
【4】近刊のご案内
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【1】注目の記事
■岸田新首相の真贋
●Colabo代表・仁藤夢乃さんに聞く
暮らしや命を守るのが政治の責任
10月4日召集の臨時国会で岸田文雄氏が第100代首相に指名された。自民党総裁選を通じて安倍晋三氏への“忖度(そんたく)”が目立った新首相は何を変えることができて、何が変えられないのだろうか?
●法学者・谷口真由美さんに聞く
核兵器に反対なら原発についても語れ
9年前、政権党だった民主党の代表選と自民党総裁選を見て「なんでオッサンばっかり?」との異議を掲げ、「全日本おばちゃん党」(2年前に解散)を創設した、法学者の谷口真由美さんに語ってもらった。
●変わらない自民党、「退化」の懸念も
「分配」に期待するより総選挙で「政権交代」を雨宮処凛
反貧困の最前線に立つ雨宮処凛さんは、国政のトップに強く強く求めることがある。だが、それを新首相に訴えるより、やるべきことがあるという──。
●国交正常化交渉の過程で拉致を話し合い解決目指すべき
「米国の圧力がかかっても首脳会談できますか?」蓮池透
岸田文雄新首相は、拉致問題解決のために日朝首脳会談の必要性を総裁選で主張した。北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)に拉致された被害者の一人、蓮池薫さんの実兄、蓮池透さんが新総裁に望むこととは?
■中島岳志責任編集 もう一隻の船を出すために
野党共闘を探る
自民党総裁選で岸田文雄新総裁が誕生し、10 月4日に新内閣が発足した。新内閣の顔ぶれは、安倍晋三元首相の意向が色濃く反映されたものだ。実質的な安倍政治が続く中で、野党は政権交代のヴィジョンをどう描けるのか。「もう一隻の船」を出すために、考える。
●自民党内では「安倍化」が進行
安倍傀儡の岸田内閣から政権交代を実現するには 中島岳志
●小池晃・日本共産党書記局長に聞く
野党による連合政権
衆議院選挙の投開票が10月31日に決まった。想定されていたよりも早い日程で、野党の共闘もさらにスピードをあげて進めていく時だ。共産党との協力関係はほかの野党勢力にとって「障害」ではない、むしろメリットがある。日本共産党の小池晃・書記局長と中島岳志・本誌編集委員が、とことん話し合った。
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【2】 編集長後記
総選挙の投開票日程が岸田文雄新首相の意向で早まることが報じられて、編集部は大わらわ。公示前の本誌発行が次号だけに絞られてしまうからだ。自民党は「総裁選ショー」の支持率上昇効果を継続させ、選挙を迎えたいのだろう。野党が憲法53条に基づき補正予算案の編成のために求めていた臨時国会の召集要求を無視してきたこととか、金銭授受疑惑が浮上した際、説明責任を果たさず面前から消えた甘利明さんが党幹事長になったことへの疑問とか、選挙時の判断材料にさせていただこう。
それにしても驚いた。衆議院で議長から指名を受けた岸田さんが立ち上がり一礼するNHKのニュース場面。引いた場面からアップになるのだが、周りに映っているのがずらり男性議員ばかり。総裁選では男女比1対1を印象づけたが、こちらのほうが「現実」なのだと思い知らされた。
今週号の小池晃共産党書記局長の発言は、ほかの政党に対する“共感的理解”に基づくもので、建設的な内容と感じた。(小林和子)
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【3】2021年10月15日(1349)号予告
【第1特集】中島岳志責任編集・野党共闘を探る 第三回
●山本太郎・れいわ新選組代表インタビュー
●渡辺てる子さんインタビュー
●街宣ルポ 文・畠山理仁/写真・薄井崇友
【第2特集】総選挙 エネルギー政策の岐路 3.11から10年〈見えない化〉に抗う(7)
●非現実的な原発20?22%の政府案 核サイクルなど問題先送り
2050年までのカーボンニュートラル 佐藤和雄
【コロナ】●感染防止か、治療か バランスが難しい精神障害者への対応
コロナ禍で考える精神科医療1 神奈川県立精神医療センターに聞く
【地方】●まちの活性化のため積極的に活動する若者たち
花巻の風 はなふーぷ ハナレヤ 北山公路
【提携連載企画】双葉病院置き去り事件 報告をスルーした自衛隊幹部たち 11
Tansa 中川七海
【国際】●メルケル首相、引退直前の 「フェミニスト宣言」 なぜこのタイミング?
ドイツ国内の評価は? 田口理穂
【くらし】●新・買ってはいけない325 筋肉ついても体に悪い。
合成甘味料が入ってる「プロテイン」には注意 渡辺雄二
【食】●日本の食卓はどうなっちゃうの?ゲノム編集トマトが発売開始 天笠啓祐
【ぶんか】●自由と創造のためのレッスン
「第三次産業革命」は起こらなかった 廣瀬純
【きんようぶんか・本】
●『盗撮をやめられない男たち』 寺尾紗穂
●『ポストコロナの生命哲学』 高原到
●『小さきものたちのオーケストラ』 永田希
【きんようぶんか・映画】
●『記憶の戦争』 木村元彦
【きんようぶんか・舞台】
●KAKUTA『或る、ノライヌ』 藤原央登
【きんようぶんか・TVドキュメンタリー】
●10月15日?放映作品から ワタナベ=アキラ
【きんようぶんか・TV批評】
●水島宏明
【きんようぶんか・音楽】
●『Bebop Kanji at Julian Again Vol.1 』 後藤誠
【強力連載】
●それでもそれでもそれでも|齋藤陽道
●風速計|雨宮処凛
●ジェンダー情報|宮本有紀
●金曜アンテナ
●言葉の広場/論考
●メディアウオッチ|臺 宏士
●政治時評|西川伸一
●経済私考|佐々木実
●さらん日記
●読者会から
●きんようびのはらっぱで
●黒風白雨|宇都宮健児
●橋本勝の風刺画報
●松崎菊也の無責任架空対談
●本多勝一の俺と写真
●ヒラ社長が行く|植村隆
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【4】近刊のご案内 http://www.kinyobi.co.jp/publish/index.php
★追悼 石牟礼道子 毒死列島 身悶えしつつ
石牟礼道子 田中優子 高峰武 宮本成美 1000円+税 A5判並製・104頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002593.php
『苦海浄土 わが水俣病』などの作品で知られる作家の石牟礼道子さんが2018年2月10日に亡くなった。『週刊金曜日』立ち上げ時の編集委員でもあった石牟礼さんと現編集委員の田中優子さんの対談を中心にブックレット化。
★日中戦争から80年 加害の歴史に向き合う
『週刊金曜日』編 1000円+税 A5判並製 136頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002464.php
今年は、日中全面戦争開始から八〇年。侵略戦争への深い反省から始まったはずの戦後はいま、大きな危機に直面している。歴史歪曲主義者の安倍晋三首相はふたたび「戦争国家」への道を暴走し、民主主義そのものが崩壊させられようとしている。私たちは、あらためてアジア太平洋戦争の実相をみつめ、いまと将来のために加害の事実を振り返り、向き合う姿勢が必要だ。本ブックレットは日中戦争開始から八〇年となる二〇一七年七月から一〇月の各月一回、「日中戦争80年共同キャンペーン実行委員会」が企画した学習会の内容を再録したもの。
┃Kindle版┃原発の来た町──原発はこうして建てられた/伊方原発の30年
斉間満:著 Kindle 購入価格:700円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002524.php
「安全」であれば原発はよい、とは言えない。原発の建設や運転の過程ではさまざまな「暴力」が吹き荒れ、またカネの力によって人々の心や生活を傷つけ、踏みにじってきた。
著者の斉間満さん(2006年10月17日永眠)は、伊方原発の誘致話が表面化して以降、自らの一生をかけてこの問題に取り組んできた。新聞記者として、一人の住民として、裁判の原告として長い長い闘いだった。
この書籍は、斉間満さんが2002年5月、南海日日新聞社から刊行した著書『原発の来た町─原発はこうして建てられた/伊方原発の30年』を元に新たに編集した新版。伊方原発のためになにが起きたかを知ることは、日本のエネルギー政策の今後を考えるために必要だ。
【目次】
はじめに
まえがき(小出裕章)
【年表】伊方原発をめぐる動き
1.原発はこうして建てられた
2.安全協定無視の3号炉増設
3.出力調整試験
4.伊方原発のいま
5.原発と地域
あとがき
【筆者紹介】
斉間 満(さいま みつる・1943年生)
伊方原発建設当初、地方紙の記者として取材したのが伊方原発との関わりの始め。取材していく中で地元にあるローカル紙が原発の危険性に少しも触れないことに疑問を感じて焦りを覚える。経験も知識も資金も貧しい中ではあったが、地元で原発を批判していく必要を強く感じて一九七五年「南海日日新聞社」を立ちあげる。以来一貫して原発反対と匿名報道を貫き、伊方町を含む周辺の町や八幡浜市の人々に原発の危険性を伝え続けてきた。
伊方原発二号炉設置許可取消裁判は、本人訴訟として起こされたが、原告の1人に加わり23年間法廷で闘った。しかし、2000年12月判決の4日前に持病の心臓病が原因で脳梗塞を発病し、左半身不随車椅子生活の身となる。現在施設に通いながらリハビリに励む傍ら、原発を止めるまで南海日日新聞を発行し続けることが自分のできる反原発運動であると考え、同じ原告、反原発の仲間であり社員の一人である近藤誠さんの助けを得ながら残された右手でワープロを打つ日々である。
2006年10月17日永眠。
┃Kindle版┃マイナンバー
明石昇二郎:著 Kindle 購入価格:500円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002448.php
「マイナンバー」の通知が始まった2015年10月から2年が経った。だが、便利になるどころか、さまざまな不具合が生じている。問題点を洗い直すとともに、「マイナンバー」によって余計な負担を強いられる市民一人ひとりが自衛策を考える上での"処方箋"を提供する。
┃Kindle版┃バラ色のひきこもり
勝山実:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002203.php
「ひきこもり」というと、白い目で見られがち。
でも、当事者が日々、どんな思いで暮らしているのか、
その声が伝わることはほとんどありません。
高校3年生から45歳の今まで、ひきこもりを続ける
自称「ひきこもり名人」の勝山実さんに、
なぜにひきこもり続けるのか、
自身のひきこもり生活の極意を書いてもらいました。
┃Kindle版┃何がどうして発達障害
司馬理英子:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002011.php
自分では気をつけているつもりなのに、「うっかり」ミスばかり。
時間やお金の管理も超苦手。
やらなきゃいけないことはたくさんあるのに、何から手をつけたら……?
あの人ってなんでいつもいい加減なの!
スケジュールどおり仕事ができないし、融通も利かないし、
人の気持ちをわかろうともしない。社会人失格なんじゃないの?
本書は発達障害という切り口で、そんな悩みに迫ります。
近ごろメディアで取り上げられることの多い発達障害ですが、
肝心なのは周囲の対応であることは、あまり知られていません。
自分(あるいは相手)の言動に悩んだら、本書をひもといてみてください。
きっとそれまでとは違った視点で、
自分や相手のことを見つめられるようになりますよ。
┃Kindle版┃エシカルに暮らすための12条 地球市民として生きる知恵
古沢広祐(ふるさわ・こうゆう):著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002859.php
最近よく耳にする「エシカル」という言葉。
エコやオーガニックとちょっと似ていますが
生産者の人権や労働環境、商品生産の背景まで考慮する点が違います。
本書がグローバル化によって地球のすみずみにまで広がった生産・消費のつながりを
改めて考えるきっかけになればいいなと思います。
【『エシカルに暮らすための12条』目次】
はじめに
第1条 グリーン(環境)からエシカル(社会)へ
第2条 ファッションだってエシカルに
第3条 鰻を食べて大丈夫かな? 水産物こそエシカルでありたい
第4条 有機=エシカル? オーガニック認証への問い直し
第5条 森のエコラベル
第6条 動物福祉─アニマルウェルフェア 先を進む世界の動向
第7条 町ぐるみでエシカルめざす フェアトレードタウンの広がり
第8条 過熱するペットビジネス 輸入ペットの動向にも注意!!
第9条 日本にもある現代の奴隷制度
第10条 つくる責任・つかう責任 SDGsのゴール12
第11条 銀行・投融資を変えるエシカルなお金って?
第12条 『バナナと日本人』のその後
補論 日本でのエシカルの広がり──エシカル通信簿、ブラック企業大賞、地方での展開
【著者略歴】
古沢広祐(ふるさわ・こうゆう)
1950年生まれ。國學院大學経済学部教授、NPO「環境・持続社会」研究センター代表理事。著書に『みんな幸せってどんな世界』(ほんの木)、『食べるってどんなこと? あなたと考えたい命のつながりあい』(平凡社)、『地球文明ビジョン』(日本放送出版協会)、共著に『フェアトレードビジネスモデルの新たな展開』(明石書店)など。関連するトピック情報として、サステナブル・ブランドジャパン(SB-J)ネットサイト(http://www.sustainablebrands.jp/)で連載コラムを掲載しています。
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