週刊金曜日126号 1996.6.14 目次、「朝日」と「文春」のための現代歴史講座1

2025年9月19日

週刊金曜日126号 1996.6.14 目次
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P4 風速計 さよなら 自由よ 永遠に 筑紫哲也
近頃日本の政界で乱用の目立つ「リベラル」である。 リベラリズムはとりわけ懐疑主義と結びついていなければならない(イギリス人、ビル・エモット)ーのである。
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P6金曜アンテナ 丹波マンガン記念館を「支える会」発足(京都)
館は、戦前・戦後を通じ、マンガン鉱山での過酷な労働を強いられた朝鮮人、被差別部落出身の労働者の歴史を後世に遺そうと、在日朝鮮人の1世、李貞鎬さんと家族が独力で開館させた。李さんは、1995.3、じん肺で死去している。
 館は現在、三男の龍植さんと家族が引き継いでいる。私設博物館のため、1989年の開館以来、運営は厳しい状況が続いている。(後略) (ルポ塾 栃原哲則)
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P23朝日新聞社と「花田」問題によせて
uimg-s731_20230524085536252.jpguimg-s732_20230524085538af8.jpg公開質問状 読者から「朝日」への抗議

P26「朝日」と「文春」のための現代歴史講座1 梶村太一郎(在独ジャーナリスト)
第1部ドイツからの「日没朝日新聞」への手記 花田問題をベルリンより考える
ドイツ人が歴史を語るとき、テーブルの隅でいつも客人が沈黙している。ヒトラーだ」(朝日文庫「日本とドイツ深き淵より「)。
 いくらドイツ語を読めても、重臣連のうちで最も神がかった国粋主義者の平沼騏一郎が、世界情勢を全く読めず、半年後の「独ソ不可侵条約」に狼狽して「複雑怪奇」と内閣を放り出した・・、その総辞職ぶりを賞賛したのは「朝日新聞」でした。
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・月刊「RONZA」1995.5「歴史的事実としてのガス室ホロコースト」梶村太一郎 ガス室ホロコースト、T4作戦、アウシュヴィッツ、原爆まで第二次大戦のジェノサイドはエスカレートした。
P28文春の「マルコポーロ」が「ナチガス室はなかった」の記事が、日本社会の堕落ぶりを世界に示し、ユダヤ人の怒りに触れて・・。もしこれがドイツの出版社であれば、ユダヤ人が動くまでもなく、検察により刑事責任を問われ・・、会社は存続の危機に晒されたでしょう。田中健吾社長を代表する会社と花田紀凱編集長、著者の西岡昌紀氏は、今頃有罪を宣告されているはずです。
P29世界では、民族の尊厳を傷つけるような人種差別的言論は、集団虐殺・人身売買・性奴隷・麻薬や核物質取引と同様、国際法に抵触して禁じられ、罰せられるべきであるというのが、あたりまえの考えです。
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P60 世界から笑われる日本政府の英文”解釈” 国連「慰安婦」問題決議 洪祥進
1996.4.19、国連人権委員会は日本への勧告「慰安所制度が国際法の下でその義務に違反したことを承認し、かつその違反の法的責任を受諾すること」とした報告書を全会一致で採択した。
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