週刊金曜日93号 1995.10.6 目次、米兵沖縄少女拉致強姦事件、ブッシュ前大統領来日 統一教会の関連団体の招きで全国行脚

2025年9月20日

2023.9.13記
週刊金曜日93号
P4 風速計 「沖縄県民」か主権か 本多勝一 「県民の怒り」といった他人ごとのような表現がとりわけ沖縄について平然と語られるのは、第一に沖縄への鈍感な差別であり、第二にこの事件を「国家主権」の問題ととらえていない日本政府の植民地根性の結果であろう。むしろ河野外相に対するモンデール大使のほうが、日本「国民」に陳謝したいと言う。これではアベコベだ。
 ベトナムもフィリピンも中国も朝鮮も、民衆が自らの手で権力を倒した歴史がある。しかし日本は統一国家ができて何百年間、ついにそんな例がないまま今日の腐敗官僚独裁植民地国家に至っている。
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P8 沖縄を踏みにじるのは誰だ 鬼が棲む島のあまりにも悲痛な出来事ー戦後50年の現実 仲座藍
米兵が犯した1つの事件に対し、沖縄で今、怒りが渦巻いている。女子小学生を・米兵が・集団で・計画的に待ち伏せて・住宅街から拉致して・行った犯罪。
・強姦 事件は(1995年)9月4日に起きた。
・県警の捜査
・身柄は米軍に しかし米軍は日米地位協定17条5項Cをたてに引き渡しを拒否し、逮捕はできなかった。29日の起訴後、ようやく引き渡された。
・”身柄拘束”の実態 沖縄では復帰後2回、米軍当局に身柄を拘束されていたはずの米兵が本国に逃亡した。容疑者は基地の中では自由に行動できる。米兵らはいとも簡単に米国へ逃げ帰ってしまった。
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P10
・逃亡できる環境
・怒り 今回に特徴的なのは各団体とも「日米地位協定の見直し」を求めていることだ。
P11・繊細な配慮を
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P12 基地撤去こそが米兵犯罪予防策 日米安保強化の動きの中で 新崎盛暉
・怒りの爆発 1955.9「由美子ちゃん事件」とよばれる6歳の幼女暴行惨殺事件があった。
・ストップした軍用地強制使用手続き
P13・日米安保の拡大・強化を恐れる沖縄
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P14・地位協定見直しへの動き
米兵犯罪、とくに被疑者の身柄拘束については、韓国で最も不平等性が強く、独で最も弱く、日本はその中間だといわれる。
・普遍的な人権の確立擁護を
米兵犯罪が沖縄に集中するのは、基地が沖縄に集中しているからである。とりわけ、常時臨戦態勢をとる海兵隊などの地上戦闘部隊の比重が高いことにある。そこに志願するのは恵まれない若者たちが多いという。根本的対策は基地撤去以外にない。
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P16 身の危険にさらされ続ける女性たち 米兵の性犯罪の数々 新屋敷弥生
・復帰前 由美子ちゃん事件1955.9.3嘉手納基地の米軍曹に暴行・殺害され、翌日嘉手納海岸で死体で発見された。
1955.9中旬 具志川市で9歳の少女が米兵に暴行
1970.5具志川市の女子高生が米兵にナイフで数か所めった刺し、重傷
1969.11 アルバイト帰りの20代女性が那覇市路上で上等兵に暴行され、ナイフで傷を負った
1968.5読谷村50代主婦が自宅前路上で殺害された
・迷宮入り事件
1966.7金武町から帰宅途中の30代女性が暴行、殺害、全裸死体となって下水溝で発見
1967.11金武町20代の女性が自宅の寝室内にて鈍器で頭を殴られ殺害された
1969.3那覇市20代女性が死体で発見
1971.4宜野湾市の墓地で、血まみれになった全裸の20代女性の遺体が発見
1968.3浦添市の米軍施設内で勤めていた30代女性が死体で発見
・基地の街で40代
1959.10沖縄市で20代女性の全裸絞殺死体が発見
1961.7国頭村で40代女性が死後4日目で発見
1972.4沖縄市の排水溝で20代女性の死体が発見
・復帰後
1972.8宜野湾市で30代女性が自宅で全裸死体で発見。死因は絞殺
1972.12沖縄市内の大衆サウナで、従業員の20代女性が全裸絞殺死体で発見
1973.3沖縄市40代女性が自宅の洋服ダンスに全裸絞殺死体で押し込めれられているのを友人が発見
1974.5金尾で武町叔父と農道を歩いていた10代少女、突然暗がりから出てきた米兵が叔父を鈍器で殴り気絶、米兵は少女を乱暴、6時間余車で引き回し、4か所で集団乱暴

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P18 1975.4金武町の海岸で米兵による女子中学生2人の乱暴事件
1982.2名護市の工事現場で、30代女性の絞殺死体を発見
1985.7金武町児童公園でラジオ直後の直後のをしていた小学生を酒に酔った米兵が追い回す
1985.10金武町40代女性が帰宅途中、キャンプハンセン所属の2等兵と上等兵に暴行される
1993.5米兵による10代の女性を拉致暴行
これはあくまでもほんの一握りの事例を取り上げたにすぎない。また40年代後半、終戦直後の暴行事件はスペースの都合割愛した。
 終戦後の集落では、戦時中に使われた酸素ボンベを吊るし、米兵が「女性」を目当てに現れた際、酸素ボンベをカンカンと打ち鳴らし地域の人々に助けを求めた、沖縄の人々の自衛手段だった。

P19 A子ちゃんへの手紙 桑江テル子 殺人、強盗、ひき逃げ、強姦。
毎日毎日殺しの訓練ををしているプロであり人間の心を失っている兵隊たちが、沖縄の街をうろついているのです。
那覇軍港から名護まで基地だらけ、フェンスの向こうには恐ろしい軍事兵器、訓練、核兵器も隠している。
「思いやり予算」がどんどん増えて、軍隊は高速道路もただ、兵舎は立派になり、基地にかかる費用はみんな日本の政府が払ってくれる・・。東西冷戦は終わったのに撤退しないのです。
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P20性差別と軍事システム 落合恵子
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–(引用終わり)
以前まとめた「沖縄侵略史」に上記の米兵の性犯罪を追加する。
安保・米軍・自衛隊
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2022.11.18記
週刊金曜日93号 1995.10.6 目次
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P5 金曜アンテナ 国際法律家委員会(ICJ)、戦時奴隷制被害者の尊厳と名誉の回復を促す
ICJ国際セミナー「戦時性奴隷制ー日本軍慰安婦・強制労働をめぐって」で採択された最終声明は、民間基金は賠償代替措置にはなりえないとしている。また、性的奴隷・奴隷様慣行(=強制労働)の被害者への賠償実現のための適切な立法、日本政府が保持する情報の全面公開、常設国際刑事裁判所の設置要求などを唱っている。(ルポ塾 川島めぐみ)
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P58 澤田純三さん 地元の”視線”にも負けず ふるさとの歴史の闇を掘り起こす
富山県下の朝鮮人強制連行の歴史をたどり、侵略戦争犠牲者の支援に奔走する郷土史家。
庄川町では大正時代からダム建設が始まり、多くの朝鮮人労働者が関わってきた。
米軍資料によると、庄川町に地下軍需工場跡があり、建設に朝鮮人労働者が動員されていたという。
不二越訴訟では、原告の厚生年金証書など動かぬ証拠を探し出して、シラを切る企業に突きつけている。(ルポ塾栗林佐知)
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P42 ブッシュ前大統領来日 統一教会の関連団体の招きで全国行脚 和田芳隆
1995.9.11東京ドームでの世界平和女性連合の大会での広告塔
統一教会の韓鶴子氏が総裁
ホテルオークラで歓迎会:中曽根康弘、越智通雄、畑恵ほか出席。
山口広弁護士:1昨年の大会では5億円献金させられた人がいる。参加のための献金のノルマが課せられている。
・統一教会の広告塔
ブッシュ夫妻、統一教会系新聞「ワシントン・タイムス」と関係が深い。
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