週刊金曜日1452号 2023.12.8目次,語られ始めた元日本兵のPTSD

2025年9月12日

*私の注目記事
P6オスプレイ屋久島沖墜落で改めて浮上した問題点 日本国内で、なぜ日本政府は米軍機の飛行停止ができないのか
根底には日米地位協定 米国の顔色ばかりうかがい、日米地位協定の改定を締結から63年間一度も求めてこなかった自民党が米軍に舐められているのも一因だ。 布施祐仁
P7元「慰安婦」らが逆転勝訴 韓国高裁、日本の主権免除は認められないと判断 朱玹佑・東国大学大学院生/文聖姫
P12特集福島汚染水海洋放出 報じられない事実 廃炉・復興目的とは違う
P28「写真による戦争犯罪告発」私を駆り立てたもの 本多勝一のベトナム」を行く5枯葉剤の今 下)
ホルマリン液中の奇形胎児らの標本ツウズウ病院で 中村梧郎
P34不謹慎な旅66 原発廃炉半島 敦賀 木村聡 もんじゅを含め5基が廃炉1基は停止
P42語れら始めた元日本兵のPTSD 家族が受けた傷は深く残り過去の問題ではない 小川直樹
 PTSDの日本兵家族会・寄り添う市民の会 黒井秋夫さん
P45PTSDはなぜ秘匿されてきたか 兵士や家族が抱いた「恥」意識 戦後も研究・調査はされなかった 中村江里
・「精神疾患は堕落」存在を否定した軍
P66 ・心を病んだ兵士は数十万単位で存在
・なぜトラウマは語りにくいのか 加害によるトラウマ
ーー
fujisan目次
内容
■表紙
■それでもそれでもそれでも 齋藤陽道
■風速計 「不条理の間に、一筋の光が差すようなルポルタージュ」 雨宮処凛
■金曜アンテナ
・オスプレイ屋久島沖墜落で改めて浮上した問題点 米軍に舐められた日本政府 布施祐仁
・韓国高裁、日本の主権免除は認められないと判断 元「慰安婦」らが逆転勝訴 朱玹佑、文聖姫
・実父からの性虐待によるPTSD発症で控訴審判決 広島高裁、女性の請求を棄却 小川たまか
・北陸新幹線延伸で「京都の地下を掘らないで!!」 反対住民が結集、初の街頭デモ 土岐直彦
・「殺すなかれ!」東京・増上寺でNGOと宗教者ら集会 ガザ停戦求め、強く静かな祈り 竪場勝司
■さらん日記
■政治時評 望月衣塑子
■【特集】汚染水 海洋放出 報じられない事実 
・[座談会]廃炉作業とはまったく関係なくペテン以外のなにものでもない 佐藤和良さん・武藤類子さん ・木野龍逸さん(司会・まとめ/明石昇二郎)
・ノーマ・フィールドさんに聞く 米国では「ダンプ」と表現する
・福島県漁業協同組合連合会会長・野崎哲氏インタビュー 「我々の立ち位置は、終始一貫『放出反対』」 聞き手・まとめ/明石昇二郎
・市民・有識者からは独自に議論を進める動きも……結局何もしなかった福島・内堀知事 牧内昇平
・「一定の理解を得た」と言うけれど……果たされぬ説明責任 牧内昇平
・マスコミ各社に聞いてみた なぜ「処理水」って呼ぶんですか 明石昇二郎
■経済私考 佐々木実
■「本多勝一のベトナム」を行く 枯葉剤被害の今(下) 「写真による戦争犯罪告発」私を駆り立てたもの 中村梧郎が語る「世界に拡大する分断と差別」 本田雅和
■アルゼンチンにミレイ極右政権、内外に衝撃 構造調整で歳出削減 イスラエルに急接近 伊高浩昭
■不謹慎な旅 原発廃炉半島 敦賀 写真・文/木村聡
■「低糖質」に基準なし 至急、客観的表示の基準を求む 垣田達哉
■【提携連載企画】保身の代償 長崎高2いじめ自殺と大人たち 第1部・共同通信編 審査結果を当事者に開示しない共同通信 Tansa・中川七海
■語られ始めた元日本兵のPTSD 家族が受けた傷は深く残り過去の問題ではない 小川直樹
■PTSDはなぜ秘匿されてきたのか 兵士や家族が抱いた「恥」意識 戦後も研究・調査はされなかった 中村江里
■『父は憶えている』のアクタン・アリム・クバト監督に聞く キルギスから、現代が喪失する価値を描く 中村富美子
■黒風白雨 恒久的停戦と根本的解決を 宇都宮健児
■メディアウォッチ 政治資金規正法違反の疑いで刑事告発された自民党の主要5派閥を各紙批判 「意図的な裏金づくり」の指摘も 臺宏士
■映画『ヤジと民主主義』 山﨑裕侍監督インタビュー 声をあげることで民主主義を取り戻す
■きんようぶんか 本・映画・音楽・TVドキュメンタリー
■言葉の広場、金曜川柳、イラストレーション、論考
■松崎菊也 あの人の独り言(イラストレーション/石倉ちょっき)
■ヒラ社長が行く 植村隆
■読者会から
■市民運動から講演・映画・音楽イベントの情報案内板
■金曜日から、編集長後記、業務部からのお知らせ
■猫様 想田和弘
カスタマーQA

 <>       2023.12.8
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 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】次号予告
 【4】既刊本のご案内
 【5】イベントのお知らせ

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【1】注目の記事

■汚染水海洋放出

●【座談会】木野龍逸×武藤類子×佐藤和良
報じられない事実 廃炉作業とはまったく関係なくペテン以外のなにものでもない

東京電力ホールディングス(本社東京、小早川智明社長)が、福島第一原発(福島県大熊町、双葉町)「汚染水」の海洋放出を続けている。日本政府や東電は安全を強調するが、本当にそうなのか。ほかに手段はないのか。大メディアが報じない事実を紹介する。(司会・まとめ/明石昇二郎)

◆ノーマ・フィールドさんに聞く
米国では「ダンプ」と表現する

●福島県漁業協同組合連合会会長・野崎哲氏インタビュー
「我々の立ち位置は、終始一貫『放出反対』」
聞き手・まとめ/明石昇二郎

「汚染水」放出に漁業者は終始一貫して反対してきた。福島県の漁業者トップにあらためて今の気持ちを聞いた。

●市民・有識者からは独自に議論を進める動きも……
結局何もしなかった福島・内堀知事
牧内昇平

東京電力福島第一原発で生じる汚染水(「ALPS処理水」)の海洋放出が始まった今夏、地元の福島県内ではどんな動きがあったのか。有識者や市民からは「反対」の声が上がった一方、内堀雅雄知事の存在感は薄かった。最後まで放出への賛否すら表明せず、国の決定に従うばかりだった。

●「一定の理解を得た」と言うけれど……
果たされぬ説明責任
牧内昇平

汚染水(「ALPS処理水」)の海洋放出について、岸田文雄首相や西村康稔経済産業相は「丁寧に説明する」と繰り返してきた。経産省は「1500回以上も説明を実施してきた」とアピールする。しかし、福島の市民たちの話を聞くと、「丁寧な説明」の内実が見えてくる。

●マスコミ各社に聞いてみた
なぜ「処理水」って呼ぶんですか
明石昇二郎

「処理水」とは、いったい何をどのように「処理」した水のことなのか──。マスコミ各社に聞いてみた。

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【2】編集長コラム

出会い

 週刊金曜日に勤め始めてから5年半が過ぎた。新聞記者時代も含めると、この業界で記者・編集者として仕事をして25年以上がたったことになる。ここまで続けてこられたのは、何よりこの仕事が好きだからだ。なぜ好きなのか。いろいろ理由はあるが、何といっても、名刺1枚でさまざまな人に会い話を聞くことができるのが、私にとっては醍醐味である。

 先週末もある方を取材するため札幌に行ってきた。近々編集長インタビューとして掲載する予定なので、それまでは秘密だが、弱い立場の人たちのためなら労力を惜しまないすばらしい方だ。昼食時も入れるとたっぷり3時間話を聞いたのだが、まだもっと話を聞きたいと思った。飛行機の時間さえなければと、後ろ髪をひかれる思いで札幌をあとにした。

 振り返れば今年も多くの方たちにインタビューした。その方たちの言葉や人となりをできるだけ伝えたつもりだが、判断は読者に委ねたい。来年も多くの出会いを目指そうと思う。(文聖姫)
 
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【3】 次号予告

■次号予告:2023年12月15日(第1453)号

【闇だらけの政治資金】
●パーティ収益から捻出される 「この世に存在しないカネ」|安積明子

【『帝国の慰安婦』有罪破棄】
●「慰安婦」問題の本質がきちんと伝わるような報道を|吉方べき

【インタビュー】
●「彼らはハンセン病療養所に閉じ込められたかわいそうな人ではなく、自分で主体的にうたって叫んできた」歌手・沢知恵さん|聞き手・崔善愛

【ロシア】
●亡命ロシア人映像作家の3作品を紹介|平畑玄洋

【新・買ってはいけない】
●年に一度のハレの日だから 安全な「おせち」を選びたい|渡辺雄二

【くらし 科学】
●大型化・企業化する魚の陸上養殖と ゲノム編集との関係|天笠啓祐

【好評連載】
●らんきりゅう|雨宮処凛
●暗夜胸に手をおいて|安達茉莉子

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【4】既刊本のご案内 

★黒沼ユリ子の「おんじゅく日記」 ヴァイオリンの家から

黒沼ユリ子著 1000円+税 A5判並製・124頁

【重版2刷出来】世界的ヴァイオリニストからの平和へのメッセージ
高校在学中にチェコのプラハ音楽芸術アカデミーへ留学。以後世界40数か国で独奏者として活動するかたわら、「音楽と平和は、普遍的な人類共通の言葉と願い」をモットーにメキシコ市に幼児から青少年を対象にした弦楽器のための音楽アカデミーを開設。演奏家であり、教育者でもある著者の歩みを振り返る。(2022年11月刊)

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【5】イベントのお知らせ

★アジア・フォーラム横浜 証言集会
わたしの弟は目の前で投げられ、銃剣で…!
証言者:鄭来(マレーシア・リモート)
講演:高嶋伸欣
日時: 12月10日(日)13時半
場所: かながわ県民センター 2階ホール(横浜駅西口5分)
資料代:1000円
問合せ:080-4536-3505吉池
主 催:アジア・フォーラム横浜

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