週刊金曜日 501号 2004.3.26 同時ルポ武富士裁判29


501号 目次
同時ルポ武富士裁判29
「盗聴は会社を守るため」武井前会長公判で清川社長が告白
山岡俊介氏「銀バエ 実録武富士盗聴事件」(創出版)にもあるように、闇世界への資金提供=特別背任などなお深い疑惑が残る。北健一
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武富士 代理弁護士 維新 吉村洋文 にNO!
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by fujisan 目次
大沢真理・東京大学社会科学研究所教授に聞く
「若い世代ほど損」なのか
世代間でこれだけ違う厚生年金(福山 勉)
日本の年金制度は、現役世代の負担する保険料でその年の年金給付を賄うため、
個人の支払った保険料と受け取る額に直接の関係はない。とはいえ、
受け取る額に大きなバラツキがあれば不満も起きる。
この点、政府はどのように考えているだろうか。
■児童虐待防止法改正
子どもを救え! 苦悩する現場=児童相談所(藤井 誠二)
大阪・岸和田の事件をはじめ、痛ましい「児童虐待」のニュースが後を絶たない。
そのたびに児童相談所(児相)の対応に批判が集まり、一方で児童相談所による家庭への
「立ち入り調査権」を強化すべきという意見が強まる。
今国会で成立予定の改正児童虐待防止法ではいくつか改正点があるが、
「立ち入り調査権の強化」については3年後の見直しを前提に先送りとなった。
しかし、「立ち入り調査」が、虐待される子どもの生死を分ける重要なポイントであることは
間違いない。児童保護の最前線として、現場の児童相談所はいま何を考えているのか、
「立ち入り調査」をどうとらえているのか――。
見捨てられる子どもたち 急増する養育放棄=ネグレクト
児童虐待は暴力だけではない。実際には親が危険な状況に子どもを放置する――
「養育放棄・怠慢(ネグレクト)」の割合が高く、数も急増している。大阪・岸和田の虐待事件
も、このネグレクトだ。全国の児童相談所(児相)への相談件数の4割を占め、
児相によっては半数以上がネグレクトというところもある。なぜなのか。
背景には何があるのか。対策は――3人の専門家に聞いた。
巨大化しつつ姿を現すネグレクトという「氷山」(小林 秀次)
気づきにくいネグレクト 些細なことも通告を(才村 純)
不登校も「気づき」のきっかけに(玉井 邦夫)
■編集委員責任編集ページ
風と石と女と馬の島 済州島への小さな旅(上)うま編(写真・文 椎名誠)
韓国で一番大きな島・済州島にモンゴルの蒙古馬がいるという。司馬遼太郎の
『街道を行く―耽羅紀行』にも元が蒙古馬を残していったという記述がある。
韓国では「息子はソウルに馬は済州島に送る」という言葉があるくらい、
馬が多い島だという。日本では「カジノの島」として有名な済州島の意外な一面である。
そんな噂を聞きつけて、モンゴル通で馬が大好きなシーナさんが済州島に渡った。
噂の真偽はいかに。
■検証 イラク戦争開戦1年
侵略の真犯人(2) ネオコンの千年王国(成澤 宗男)
イラク戦争のプランは、開戦7年前に準備されていた。それは、ネオコンとリクード
極右政権が共に考えていた、中東全域のイスラエルに都合の良い「地図塗り替え」
の実現を目指す内容であった。


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