週刊金曜日 502号 2004.4.2 同時ルポ武富士裁判30


502号目次
P6金曜アンテナ 同時ルポ武富士裁判30
批判封じの提訴は「提訴権濫用」 山岡俊介氏と創出版、全面勝訴
武井前会長の刑事責任にかかわる訴訟だけは放棄し、その他の訴訟は平然と継続する。武富士の戦略がみえてきた。
山岡氏は「武富士は武井の実刑回避に躍起」と語った。
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武富士 代理弁護士 吉村洋文 維新にNO!
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by fujisan 目次
■ビラ配りで長期勾留・公務員を逮捕、起訴
イラク反戦運動に異常な弾圧(竹内 一晴)
イラク派兵に反対するビラを防衛庁官舎の郵便受けに入れただけで「住居侵入罪」で逮捕される。
取り調べでは、「おまえは寄生虫だ」「この浮浪児が」などと、汚い言葉を浴びせられる――
治安維持法があった戦前・戦中の話ではない。いまの日本で起こっている異常事態だ。
この防衛庁官舎がある敷地は、近くの学校に通う子どもたちがしょっちゅう横切っている。
警察は、この子どもたちも「住居侵入」で補導するというのだろうか。
渡辺治さん(一橋大学教授)に聞く
「危なそうな奴は全部捕まえられる」
市民生活への弾圧からはじまった権力の猛威
治安維持法犠牲者の声を聞け(星 徹)
日本が日中戦争・太平洋戦争につき進んだ時代、治安維持法による厳しい弾圧があった。
市民として活動する人々を見せしめにすることで、政権に対する異議申し立てを封じる手法は、
現在とまったく同じだ。治安維持法の犠牲者に聞く。
■石原「日の丸」教育
「良心」か「教職」か 孤立感深める教師たち(池添徳明)
国歌斉唱の際に起立しないというだけで、厳しく処分される都立高校の先生たち。
とくに音楽の先生はピアノ伴奏を強いられる。「踏み絵」として差し出された
「日の丸・君が代」の前で「思想・良心の自由」との折り合いがつかない先生たちは、
孤立感を深めるばかりだ。
■開発が進むGM稲とGM小麦
日本の食卓が狙われている!(天笠 啓祐)
今、GM(遺伝子組み換え)作物のターゲットは稲(コメ)と小麦。稲については日本の
農林水産省も加わって、花粉症に効く稲の開発などが進められている。
小麦は北米産GM小麦が遠からず、日本に入ってくる可能性大だ。消費者としては
また心配事が増えそうだ。
■暗殺されたヤシン師の肉声(土井 敏邦)
三月二二日、パレスチナのイスラム抵抗運動ハマスの精神的指導者とされるヤシン師が、
イスラエルのミサイル攻撃で暗殺された。なぜ暗殺されたのか、ヤシン師とはどういう考えを
持っていた人物なのか。生前にインタビューしていたジャーナリストが、
その背景と現地の情勢を報告する。
■イラク現地報告6
占領軍がいる風景(文・写真 豊田直巳)
ブッシュ米大統領は、イラクに「民主主義」をもたらすという。だが、占領統治の実態は、
民主主義とはほど遠い。米国にしっぽを振る小泉政権は、この現実をどれだけ知っているのか。


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