週刊金曜日 1367号 2022.3.4目次 ウクライナ侵攻 プーチン氏の頭の中

バックナンバー
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fujisan目次
内容
■表紙
■それでもそれでもそれでも 齋藤陽道
■風速計「子どもの精神的幸福度が下から2番目の国」 雨宮処凛
■金曜アンテナ
・岐阜地裁「大垣署市民監視事件」国賠訴訟で原告勝訴 公安警察の違法行為を断罪 井澤宏明
・安倍政権の事実上の臨時国会召集拒否事件 「職責放棄」の東京高裁判決 豊秀一
・和歌山カジノ問題、県は整備計画案の意見募集を開始 市議会は住民投票条例案を否決 平野次郎
・ウクライナ侵攻、日本国内でも反対運動が活発化 東京のロシア大使館前でも抗議 岩本太郎
■ジェンダー情報
■ウクライナ侵攻に踏み切ったプーチン氏の頭の中 ロシアの存立が揺るがされる事態を招くという危機感 駒木明義
■さらん日記
■凱風快晴ときどき曇り「政治的暴力の『標的』」 内田樹
■【特集】「健康で文化的かつ自分らしく生きる権利」を
・私たちの活動は「憲法の実践」 菱山南帆子
・現役大学生座談会 誰もが自分らしく生きられる社会のために「声を上げる」
野澤百百菜、蛭田ヤマダ理紗、西山佳子
■「佐渡金山」の世界産業文化遺産推薦
朝鮮人労働者には未払い金、差別の構造、強制労働の構造があった 小林久公
■琉球遺骨訴訟が新たなステージへ 那覇地裁で沖縄県相手に情報公開請求 西村秀樹
■政治時評 西川伸一
■経済私考 鷲尾香一
■日本の民俗信仰 祀りをたずねて 寄神信仰 写真・文 山田しん
■家族が加害者や被害者になるかも 深刻な介護職員へのハラスメント 外岡潤
■新・買ってはいけない
フレーバーが増えるほど「ポテトチップス」は複雑になっていく 沢木みずほ
■たとえば世界でいま 片瀬ケイ、馬場千奈津
■中長期滞在の外国人は、特別永住者を含めて300万人以上
調停委員に定住外国人が1人もいなくていいの? 坂本洋子
◆梁英子弁護士インタビュー
「市民の期待する家裁と実際とではまだまだギャップがある」 坂本洋子
■【提携連載企画】公害『PFOA(ピーフォア)』10
太田大阪知事の後援会長はダイキン井上会長だった Tansa 中川七海
■メディアウオッチ
・なおくすぶるNHK五輪番組問題 調査報告書の内容も不十分 捏造の背景にデモへの偏見?
臺宏士
■黒風白雨「人権外交に二重基準は許されない」 宇都宮健児
■犬が王様を見て、何が悪い? 四方田犬彦
■松崎菊也の無責任架空対談(イラストレーション/石倉直樹)
■きんようぶんか 本・映画・音楽・TVドキュメンタリー
■言葉の広場、金曜川柳、イラストレーション、論考
■ヒラ社長が行く 植村隆
■編集委員から
■読者会から
■市民運動から講演・映画・音楽イベントの情報案内板
■金曜日から、編集長後記、業務部からのお知らせ
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<> 2022.3.4
_________________________________________________________『週刊金曜日』
動画で解説。今週号の読みどころ。
https://www.youtube.com/channel/UCFnO188pQye8HJ9hIVdmmRg
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【1】注目の記事
【2】編集長コラム
【3】次号予告
【4】近刊のご案内
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【1】注目の記事
■ウクライナ侵攻に踏み切ったプーチン氏の頭の中
ロシアの存立が揺るがされる事態を招くという危機感
駒木明義
2月24日、ロシア軍がウクライナへの全面的な侵攻を開始した。プーチン大統領はなぜ侵攻に踏み切ったのか。演説から読み取る。
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■「健康で文化的かつ自分らしく生きる権利」を
衆議院の女性議員比率が1割未満のこの国では、女性の抱える問題の緊急性や重要性がなかなか理解されず、法整備が後回しにされがちだ。勃起不全治療薬が米国発売後1年未満で承認される一方、低用量ピルの承認は世界に遅れること20年以上。賃金は男性より安く抑えられるが生活必需品の生理用品に10%の消費税が課せられる。求めているのは「優遇」ではない。個人として尊重され、人間らしく生きる権利だ。
●私たちの活動は「憲法の実践」
菱山南帆子
●現役大学生座談会
誰もが自分らしく生きられる社会のために「声を上げる」
野澤百百菜×蛭田 ヤマダ 理紗×西山佳子
「ジェンダー、セクシュアリティー、人種、国籍、信じる宗教に関係なく誰もが平等な権利をもち、そして誰もが声を上げやすい社会を作る」ことを目指して立ち上がった一般社団法人Voice Up Japan。その学生支部に所属し、活動する大学生たちがいる。自分たちの生活と政治・社会のつながりを自覚し、声を上げている若者たちが社会の課題について語った。
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【2】 編集長後記
すでに子ども14人を含む少なくとも352人のウクライナ市民が死亡したと、同国の保健省が2月27日に明らかにした。ポーランドとの国境などには避難民が押し寄せている。国境には子どもたちの泣き叫ぶ声が絶えないというテレビ報道もあった。
今回のロシアによるウクライナへの侵攻は、ロシアのプーチン大統領がいかなる理由を並べ立てようと正当化できるものではない。プーチン氏は27日、核戦力を含むロシア軍の戦力を特別態勢にするよう命令した。ロシア国内でも反戦デモが行なわれているが、弾圧され多くの逮捕者が出ている。
今回の軍事侵攻を遠い欧州の出来事として見過ごすわけにはいかない。今号では、ウクライナ東部紛争を巡る和平合意「ミンスク合意」を現場で取材した『朝日新聞』元モスクワ支局長に、プーチン氏の頭の中を分析してもらった。ロシアとウクライナの両国は停戦交渉実施で合意したが、予断を許さない。今後も引き続きこの問題を多方面から報じていく。(文聖姫)
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【3】次号予告:2022年3月11号(第1368号)
【第1特集 ウクライナ侵攻】
●なぜこのような事態に至ったのか|駒木明義
●ロシアの狙い、今後の展開は? 廣瀬陽子・慶応義塾大学教授の講演から
●背景にはロシア包囲網としてNATOを利用した米国の存在|半田滋
●世界各国反応
【第2特集 3・11から11年】
甲状腺がん多発と原発事故(上)
●福島県の専門家委員会も認める「数十倍の多発」|笠井哲也
●「科学的知見に基づいた発信」を支える科学の実態|榊原崇仁
●写真ページ 異形電柱|写真・文/稲宮康人
【歓喜へのフーガ】
●原発は科学の問題ではなくて 差別の問題だ
今回のお相手 小出裕章さん 元京都大学原子炉実験所助教|聞き手・崔善愛
【くらし・健康】
●日本VS.海外 PFAS汚染地域住民の汚染度を比較してみた|植田武智
【不謹慎な旅】
●「神の手」が残した「原人」 前期旧石器捏造事件|写真・文/木村聡
【らんきりゅう】
●コロナ禍3年目、 限界まで来ている人々の苛立ち|雨宮処凛
【きんようぶんか・本】
●『探訪 ローカル番組の作り手たち』|武田砂鉄
●『円 劉慈欣短篇集』|永田希
●『くらしのアナキズム』|鈴木沓子
【きんようぶんか・映画】
『林檎とポラロイド』|中村富美子
【きんようぶんか・美術】
「はじまりから、いま。1952─2022 アーティゾン美術館の軌跡──古代美術、印象派、そして現代へ」|薄井崇友
【きんようぶんか・TVドキュメンタリー】
3月11日からのTV番組 ワタナベ=アキラ
【強力連載】
●それでもそれでもそれでも|齋藤陽道
●猫様|想田和弘
●風速計|田中優子
●メディアウォッチ|太田啓子
●きんようアンテナ
●政治時評|榎本順一
●言葉の広場/論考
●さらん日記
●話の特集|矢崎泰久、中山千夏、松元ヒロ、小室等
●読者会から
●きんようびのはらっぱで(情報欄)
●ヒラ社長が行く|植村 隆
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【4】近刊のご案内 http://www.kinyobi.co.jp/publish/index.php
★追悼 石牟礼道子 毒死列島 身悶えしつつ
石牟礼道子 田中優子 高峰武 宮本成美 1000円+税 A5判並製・104頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002593.php
『苦海浄土 わが水俣病』などの作品で知られる作家の石牟礼道子さんが2018年2月10日に亡くなった。『週刊金曜日』立ち上げ時の編集委員でもあった石牟礼さんと現編集委員の田中優子さんの対談を中心にブックレット化。
★日中戦争から80年 加害の歴史に向き合う
『週刊金曜日』編 1000円+税 A5判並製 136頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002464.php
今年は、日中全面戦争開始から八〇年。侵略戦争への深い反省から始まったはずの戦後はいま、大きな危機に直面している。歴史歪曲主義者の安倍晋三首相はふたたび「戦争国家」への道を暴走し、民主主義そのものが崩壊させられようとしている。私たちは、あらためてアジア太平洋戦争の実相をみつめ、いまと将来のために加害の事実を振り返り、向き合う姿勢が必要だ。本ブックレットは日中戦争開始から八〇年となる二〇一七年七月から一〇月の各月一回、「日中戦争80年共同キャンペーン実行委員会」が企画した学習会の内容を再録したもの。
┃Kindle版┃原発の来た町──原発はこうして建てられた/伊方原発の30年
斉間満:著 Kindle 購入価格:700円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002524.php
「安全」であれば原発はよい、とは言えない。原発の建設や運転の過程ではさまざまな「暴力」が吹き荒れ、またカネの力によって人々の心や生活を傷つけ、踏みにじってきた。
著者の斉間満さん(2006年10月17日永眠)は、伊方原発の誘致話が表面化して以降、自らの一生をかけてこの問題に取り組んできた。新聞記者として、一人の住民として、裁判の原告として長い長い闘いだった。
この書籍は、斉間満さんが2002年5月、南海日日新聞社から刊行した著書『原発の来た町─原発はこうして建てられた/伊方原発の30年』を元に新たに編集した新版。伊方原発のためになにが起きたかを知ることは、日本のエネルギー政策の今後を考えるために必要だ。
【目次】
はじめに
まえがき(小出裕章)
【年表】伊方原発をめぐる動き
1.原発はこうして建てられた
2.安全協定無視の3号炉増設
3.出力調整試験
4.伊方原発のいま
5.原発と地域
あとがき
【筆者紹介】
斉間 満(さいま みつる・1943年生)
伊方原発建設当初、地方紙の記者として取材したのが伊方原発との関わりの始め。取材していく中で地元にあるローカル紙が原発の危険性に少しも触れないことに疑問を感じて焦りを覚える。経験も知識も資金も貧しい中ではあったが、地元で原発を批判していく必要を強く感じて一九七五年「南海日日新聞社」を立ちあげる。以来一貫して原発反対と匿名報道を貫き、伊方町を含む周辺の町や八幡浜市の人々に原発の危険性を伝え続けてきた。
伊方原発二号炉設置許可取消裁判は、本人訴訟として起こされたが、原告の1人に加わり23年間法廷で闘った。しかし、2000年12月判決の4日前に持病の心臓病が原因で脳梗塞を発病し、左半身不随車椅子生活の身となる。現在施設に通いながらリハビリに励む傍ら、原発を止めるまで南海日日新聞を発行し続けることが自分のできる反原発運動であると考え、同じ原告、反原発の仲間であり社員の一人である近藤誠さんの助けを得ながら残された右手でワープロを打つ日々である。
2006年10月17日永眠。
┃Kindle版┃マイナンバー
明石昇二郎:著 Kindle 購入価格:500円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002448.php
「マイナンバー」の通知が始まった2015年10月から2年が経った。だが、便利になるどころか、さまざまな不具合が生じている。問題点を洗い直すとともに、「マイナンバー」によって余計な負担を強いられる市民一人ひとりが自衛策を考える上での"処方箋"を提供する。
┃Kindle版┃バラ色のひきこもり
勝山実:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002203.php
「ひきこもり」というと、白い目で見られがち。
でも、当事者が日々、どんな思いで暮らしているのか、
その声が伝わることはほとんどありません。
高校3年生から45歳の今まで、ひきこもりを続ける
自称「ひきこもり名人」の勝山実さんに、
なぜにひきこもり続けるのか、
自身のひきこもり生活の極意を書いてもらいました。
┃Kindle版┃何がどうして発達障害
司馬理英子:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002011.php
自分では気をつけているつもりなのに、「うっかり」ミスばかり。
時間やお金の管理も超苦手。
やらなきゃいけないことはたくさんあるのに、何から手をつけたら……?
あの人ってなんでいつもいい加減なの!
スケジュールどおり仕事ができないし、融通も利かないし、
人の気持ちをわかろうともしない。社会人失格なんじゃないの?
本書は発達障害という切り口で、そんな悩みに迫ります。
近ごろメディアで取り上げられることの多い発達障害ですが、
肝心なのは周囲の対応であることは、あまり知られていません。
自分(あるいは相手)の言動に悩んだら、本書をひもといてみてください。
きっとそれまでとは違った視点で、
自分や相手のことを見つめられるようになりますよ。
┃Kindle版┃エシカルに暮らすための12条 地球市民として生きる知恵
古沢広祐(ふるさわ・こうゆう):著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002859.php
最近よく耳にする「エシカル」という言葉。
エコやオーガニックとちょっと似ていますが
生産者の人権や労働環境、商品生産の背景まで考慮する点が違います。
本書がグローバル化によって地球のすみずみにまで広がった生産・消費のつながりを
改めて考えるきっかけになればいいなと思います。
【『エシカルに暮らすための12条』目次】
はじめに
第1条 グリーン(環境)からエシカル(社会)へ
第2条 ファッションだってエシカルに
第3条 鰻を食べて大丈夫かな? 水産物こそエシカルでありたい
第4条 有機=エシカル? オーガニック認証への問い直し
第5条 森のエコラベル
第6条 動物福祉─アニマルウェルフェア 先を進む世界の動向
第7条 町ぐるみでエシカルめざす フェアトレードタウンの広がり
第8条 過熱するペットビジネス 輸入ペットの動向にも注意!!
第9条 日本にもある現代の奴隷制度
第10条 つくる責任・つかう責任 SDGsのゴール12
第11条 銀行・投融資を変えるエシカルなお金って?
第12条 『バナナと日本人』のその後
補論 日本でのエシカルの広がり──エシカル通信簿、ブラック企業大賞、地方での展開
【著者略歴】
古沢広祐(ふるさわ・こうゆう)
1950年生まれ。國學院大學経済学部教授、NPO「環境・持続社会」研究センター代表理事。著書に『みんな幸せってどんな世界』(ほんの木)、『食べるってどんなこと? あなたと考えたい命のつながりあい』(平凡社)、『地球文明ビジョン』(日本放送出版協会)、共著に『フェアトレードビジネスモデルの新たな展開』(明石書店)など。関連するトピック情報として、サステナブル・ブランドジャパン(SB-J)ネットサイト(http://www.sustainablebrands.jp/)で連載コラムを掲載しています。
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