週刊金曜日 1396号 2022.10.14 目次 ホームレス女性暴行死事件から2年
*私の注目記事
・P7「図書館の自由」侵害への懸念 文科省が「拉致問題図書の充実」を教委などに要請
「お上が直接、あの本を扱えと言ってきたのは(戦後)初めてのこと」
図書館問題研究会も批判の声明
・P12 北朝鮮ミサイル発射 冷静に真意を探り、日朝ホットライン構築を 前田哲男 日朝首脳同士の国交正常化交渉が入口
・P28 平和教育の名で「特攻賛美にならないか 平野次郎 加西市:触れられない朝鮮人労働 兵庫県朝鮮人強制連行真相調査団、鶉野飛行場の南側に飯場があって1000人を超す朝鮮人が過酷な労働を強いられ、109世帯555人の「朝鮮人戸籍簿」が加西市役所に残っていたという。鹿屋市 旧海軍 鹿屋基地 串良基地、宇佐市 宇佐基地 掩体壕、南九州市 知覧 旧陸軍特攻基地
P44 大介護時代 団塊の世代が語り合う「2025年問題」首都圏の医療・介護システムの崩壊が危惧 斎藤一九馬
P52 本「日本軍慰安婦、教育に介入する政府の対応を問い質す 歴史から学ぶとは何か」能川元一
*編集長の今週の読みどころ
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fujisan目次
内容
■表紙
■それでもそれでもそれでも 齋藤陽道
■風速計「『ふるさと』から『花は咲く』へ」 崔善愛
■金曜アンテナ
・台風15号豪雨に襲われた静岡市の深刻な被害状況 報道も公的支援も後手に 堀潤
・文科省が「拉致問題図書の充実」を教委などに要請 「図書館の自由」侵害への懸念 長岡義幸
・ネット情報の真偽を検証する「JFC」が発足 本格的ファクトチェック実践へ 楊井人文
・寝食をともにして初めて分かった「正義感」の意外な源泉 アントニオ猪木とは何者か?
本田雅和、文聖姫
■ジェンダー情報
■北朝鮮ミサイル発射 緊急インタビュー、前田哲男氏に聞く
冷静に真意を探り、日朝ホットライン構築を
■半田滋の新・安全保障論 「力を信奉してきた『安倍的』からの決別を」
■トンデモ五輪の“後始末” スポーツ社会学者・山本敦久教授に聞く
問題の肝は、巨額の公金を奪い続けるIOC
■さらん日記
■ホームレス女性暴行死事件から2年 孤立させず互いの理解が希望を生む 映画『夜明けまでバス停で』 対談 梶原阿貴(脚本家)×佐野未来(ビッグイシュー日本) 聞き手・まとめ/鈴木沓子
■増加する4G・5G基地局 私たちの便利さと引き換えに事業者が行なっていること 加藤やすこ
■凱風快晴ときどき曇り 「村上春樹文学の世界性」 内田樹
■加西市など4市が戦争遺跡を観光資源に修学旅行誘致
・「平和教育」の名で「特攻賛美」にならないか 平野次郎
・西村和平・加西市長インタビュー 戦争体験を次世代に継承し平和の尊さを訴えていく
聞き手・まとめ/平野次郎
■政治時評 望月衣塑子
■【提携連載企画】公害『PFOA(ピーフォア)』27
「いつまでも追及してたらダイキンだって困る」 Tansa 中川七海
■不謹慎な旅 古墳へ架ける橋 百舌鳥古墳群 写真・文/木村聡
■ゲノム編集食品先進国・日本で進む開発、広がる反対運動 天笠啓祐
■らんきりゅう 「優生思想がコロナ禍でまた息を吹き返しているのか」 雨宮処凛
■たとえば世界でいま 石井陽一、馬場千奈津
■団塊の世代が語り合う「2025年問題」
大介護時代がやってくる。世代を繋いで考えていこう 斎藤一九馬
■経済私考 佐々木実
■はまぐりのねごと 中山千夏
■なまくらのれん 小室等
■写日記 松元ヒロ
■きんようぶんか 本・映画・音楽・TVドキュメンタリー
■言葉の広場、金曜川柳、イラストレーション、論考
■メディアウォッチ 国葬への賛否の見出し割れる在京6紙
世論分断の首相の責任問う声も 読売、産経など4紙で広告集め 臺宏士
■ヒラ社長が行く 植村隆
■読者会から
■市民運動から講演・映画・音楽イベントの情報案内板
■金曜日から、編集長後記、業務部からのお知らせ
■猫様 想田和弘
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<> 2022.10.14
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【1】注目の記事
【2】編集長コラム
【3】次号予告
【4】既刊本のご案内
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【1】注目の記事
■北朝鮮ミサイル発射緊急インタビュー、前田哲男氏に聞く
冷静に真意を探り、日朝ホットライン構築を
北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)は10月4日、「火星12」と見られる中距離弾道ミサイルを太平洋に向けて発射した。日本上空を越えるのは、
2017年9月以来で、7回目。過去最長の約4600キロメートルを22分間で飛んで日本の排他的経済水域(EEZ)の外、岩手県沖3200キロ付近に落下した。
日本政府は発射直後に通過予想ルートの北海道や青森県などに、5年ぶりとなる全国瞬時警報システム「Jアラート」を使って避難や警戒を呼びかけ、北朝鮮には厳重に抗議。米韓両国は翌5日、「地対地ミサイルの発射実験」を報復的に実施した。北朝鮮は6日、さらに弾道ミサイルを発射するという応酬が続いている。北朝鮮の真意やミサイルの水準、今後の見通しをどう考えればいいか、軍事ジャーナリストの前田哲男さんに聞いた。
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■ホームレス女性暴行死事件から2年 映画『夜明けまでバス停で』
孤立させず互いの理解が希望を生む
【対談】梶原阿貴×佐野未来
2020年11月、東京都渋谷区のバス停で路上生活者の女性が殴られ死亡した事件を受けて「#彼女は私だ」と訴えるデモが相次ぎ、現在も献花をする人が絶えない。そんな中、事件をモチーフにした劇映画『夜明けまでバス停で』が公開され話題になっている。企画と脚本を手掛けた梶原阿貴氏と、長年、ホームレス問題に取り組むビッグイシュー日本東京事務所長の佐野未来氏が事件を振り返り、「貧困は自己責任」が蔓延する社会の暴力について語り合った。
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【2】編集長コラム
ビール大人買いの秋
私は『麦酒とテポドン』(平凡社新書)という本を書くほど、ビール好きだ。そんな私にとって、今月からのビールの値上げは痛い。できるだけ安いうちに買いだめしようと、毎週のようにパルシステムでビールを大人買いした。庶民の考えは一緒のようで、近所の安売りスーパーは先月、ビールを買いだめする人々で溢れかえっていた。電気料金も値上げをしていて、毎月領収書を見るたび、ため息が出る。
4日で発足1年を迎えた岸田文雄政権。安倍晋三元首相の国葬強行、自民党議員と統一教会を巡る問題、そして物価高と「三重苦」に喘ぎ、支持率は下がり続けている。『朝日新聞』が1、2日の両日に行なった世論調査では、内閣支持率は発足後最低の40%となった。逆に不支持率は50%に達したとされる。
岸田首相は3日から始まった臨時国会の所信表明演説で、「日本経済の再生が最優先の課題」だとした。だが、国葬に莫大な国民の税金を使う首相の言葉をどうやって信じろというのか。(文聖姫)
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【3】次号予告:2022年10月21日号(第1397号)
【ベルウッド50周年】
●日本の音楽シーンを変えた奇跡のレーベル
高田漣×三浦光紀×六角精児
【写真特集・介護従事者の肖像】
●私たちは、世田谷区で働く、現役の介護職です。|写真・文 マンジョット・ベディ
【くらし 健康】
●アメリカ、カナダの学生制服から高濃度のPFAS検出|植田武智
【新・買ってはいけない】
●フケやかゆみに悩んでいる人は専用シャンプーを使うな|渡辺雄二
【好評連載】
●性的指向と性自認のリアル さまざまなわたし|北山公路
●青木理の温泉という悦楽
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【4】既刊本のご案内 http://www.kinyobi.co.jp/publish/index.php
★この日、集合。
井上ひさし・永六輔・小沢昭一 著 1000円+税 A5判並製・106頁
https://www.kinyobi.co.jp/publish/000398.php
2006年5月3日憲法記念日。井上ひさしさん、永六輔さん、小沢昭一さんの3人が、東京・紀伊國屋ホールに集合した。そこで語られた今は亡き3人の言葉の達人による平和への思いは色あせず、この言葉を後世に繋げたい。(2006年刊)
★日本会議と神社本庁
『週刊金曜日』成澤宗男 編著 1000円+税 A5判並製・232頁
https://www.kinyobi.co.jp/publish/002036.php
1997年に設立された日本会議は、神社本庁といくつかの宗教団体が中核をなす、右派団体だ。また関連組織の日本会議国会議員懇談会には、多くの国会議員が加わっている。ナショナリズムと宗教が結びつき「壊憲」を目指す右派組織『日本会議と神社本庁』(2016年刊)
┃Kindle版┃原発の来た町──原発はこうして建てられた/伊方原発の30年
斉間満:著 Kindle 購入価格:700円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002524.php
「安全」であれば原発はよい、とは言えない。原発の建設や運転の過程ではさまざまな「暴力」が吹き荒れ、またカネの力によって人々の心や生活を傷つけ、踏みにじってきた。
著者の斉間満さん(2006年10月17日永眠)は、伊方原発の誘致話が表面化して以降、自らの一生をかけてこの問題に取り組んできた。新聞記者として、一人の住民として、裁判の原告として長い長い闘いだった。
この書籍は、斉間満さんが2002年5月、南海日日新聞社から刊行した著書『原発の来た町─原発はこうして建てられた/伊方原発の30年』を元に新たに編集した新版。伊方原発のためになにが起きたかを知ることは、日本のエネルギー政策の今後を考えるために必要だ。
【目次】
はじめに
まえがき(小出裕章)
【年表】伊方原発をめぐる動き
1.原発はこうして建てられた
2.安全協定無視の3号炉増設
3.出力調整試験
4.伊方原発のいま
5.原発と地域
あとがき
【筆者紹介】
斉間 満(さいま みつる・1943年生)
伊方原発建設当初、地方紙の記者として取材したのが伊方原発との関わりの始め。取材していく中で地元にあるローカル紙が原発の危険性に少しも触れないことに疑問を感じて焦りを覚える。経験も知識も資金も貧しい中ではあったが、地元で原発を批判していく必要を強く感じて一九七五年「南海日日新聞社」を立ちあげる。以来一貫して原発反対と匿名報道を貫き、伊方町を含む周辺の町や八幡浜市の人々に原発の危険性を伝え続けてきた。
伊方原発二号炉設置許可取消裁判は、本人訴訟として起こされたが、原告の1人に加わり23年間法廷で闘った。しかし、2000年12月判決の4日前に持病の心臓病が原因で脳梗塞を発病し、左半身不随車椅子生活の身となる。現在施設に通いながらリハビリに励む傍ら、原発を止めるまで南海日日新聞を発行し続けることが自分のできる反原発運動であると考え、同じ原告、反原発の仲間であり社員の一人である近藤誠さんの助けを得ながら残された右手でワープロを打つ日々である。
2006年10月17日永眠。
┃Kindle版┃マイナンバー
明石昇二郎:著 Kindle 購入価格:500円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002448.php
「マイナンバー」の通知が始まった2015年10月から2年が経った。だが、便利になるどころか、さまざまな不具合が生じている。問題点を洗い直すとともに、「マイナンバー」によって余計な負担を強いられる市民一人ひとりが自衛策を考える上での"処方箋"を提供する。
┃Kindle版┃バラ色のひきこもり
勝山実:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002203.php
「ひきこもり」というと、白い目で見られがち。
でも、当事者が日々、どんな思いで暮らしているのか、
その声が伝わることはほとんどありません。
高校3年生から45歳の今まで、ひきこもりを続ける
自称「ひきこもり名人」の勝山実さんに、
なぜにひきこもり続けるのか、
自身のひきこもり生活の極意を書いてもらいました。
┃Kindle版┃何がどうして発達障害
司馬理英子:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002011.php
自分では気をつけているつもりなのに、「うっかり」ミスばかり。
時間やお金の管理も超苦手。
やらなきゃいけないことはたくさんあるのに、何から手をつけたら……?
あの人ってなんでいつもいい加減なの!
スケジュールどおり仕事ができないし、融通も利かないし、
人の気持ちをわかろうともしない。社会人失格なんじゃないの?
本書は発達障害という切り口で、そんな悩みに迫ります。
近ごろメディアで取り上げられることの多い発達障害ですが、
肝心なのは周囲の対応であることは、あまり知られていません。
自分(あるいは相手)の言動に悩んだら、本書をひもといてみてください。
きっとそれまでとは違った視点で、
自分や相手のことを見つめられるようになりますよ。
┃Kindle版┃エシカルに暮らすための12条 地球市民として生きる知恵
古沢広祐(ふるさわ・こうゆう):著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002859.php
最近よく耳にする「エシカル」という言葉。
エコやオーガニックとちょっと似ていますが
生産者の人権や労働環境、商品生産の背景まで考慮する点が違います。
本書がグローバル化によって地球のすみずみにまで広がった生産・消費のつながりを
改めて考えるきっかけになればいいなと思います。
【『エシカルに暮らすための12条』目次】
はじめに
第1条 グリーン(環境)からエシカル(社会)へ
第2条 ファッションだってエシカルに
第3条 鰻を食べて大丈夫かな? 水産物こそエシカルでありたい
第4条 有機=エシカル? オーガニック認証への問い直し
第5条 森のエコラベル
第6条 動物福祉─アニマルウェルフェア 先を進む世界の動向
第7条 町ぐるみでエシカルめざす フェアトレードタウンの広がり
第8条 過熱するペットビジネス 輸入ペットの動向にも注意!!
第9条 日本にもある現代の奴隷制度
第10条 つくる責任・つかう責任 SDGsのゴール12
第11条 銀行・投融資を変えるエシカルなお金って?
第12条 『バナナと日本人』のその後
補論 日本でのエシカルの広がり──エシカル通信簿、ブラック企業大賞、地方での展開
【著者略歴】
古沢広祐(ふるさわ・こうゆう)
1950年生まれ。國學院大學経済学部教授、NPO「環境・持続社会」研究センター代表理事。著書に『みんな幸せってどんな世界』(ほんの木)、『食べるってどんなこと? あなたと考えたい命のつながりあい』(平凡社)、『地球文明ビジョン』(日本放送出版協会)、共著に『フェアトレードビジネスモデルの新たな展開』(明石書店)など。関連するトピック情報として、サステナブル・ブランドジャパン(SB-J)ネットサイト(http://www.sustainablebrands.jp/)で連載コラムを掲載しています。
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