週刊金曜日1411号 2023.2.10 目次,3.11から12年 避難中なのに原発回帰

2025年9月12日

*私の注目記事
工事中

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fujisan目次
内容
■表紙
■それでもそれでもそれでも 齋藤陽道
■風速計「新しい政治ネットワークをつくる」 中島岳志
■金曜アンテナ
・元自衛隊員・五ノ井里奈さんが元隊員らと国を提訴 性暴力と隠蔽を告発 三宅勝久
・「ストップ・リニア!訴訟」が結審 続々と露呈した問題点 樫田秀樹
・宮台真司さんが襲撃事件後初の公開講演会で胸中語る 「安全地帯にとどまらない」 岩本太郎
・ファクトチェック団体の苦境打開めざして 「リトマス」がサポーター募集 国生滋樹
・東京弁護士会「子どもの人権特別委」がシンポ 子どもアドボカシーを考える 小宮純一
■さらん日記
■ジェンダー情報
■ミャンマー軍事クーデターから2年「地獄」を終わらせるために日本政府がすべきこと 樫田秀樹
■政治時評 長谷川綾
■3.11から12年 これで本当に良いのか 岸田政権「原発回帰」で迎える3.11
・「除染なき避難指示解除」方式の行方 12年後の「長泥」が示すもの 写真・文/菅沼栄一郎
・原発回帰説明会に「順序が逆では?」と批判うずまく 満田夏花
・被災者として、教育者として原発事故の教訓を演劇でつなぐ 平舘英明
■半田滋の新・安全保障論 「南西諸島の要塞化は沖縄戦再来を招くおそれ」
■生活困窮度増す中高年シングル女性 市民団体が実態調査 
「将来が不安で眠れない」住宅、年金……問題は山積 竪場勝司
・調査に協力した湯澤直美・立教大学教授に聞く 
シングルで生きることを保障する中立的な社会政策の徹底を
■経済私考 鷲尾香一
■不謹慎な旅 獄中で刻んだ“生きる”「免田事件」資料 写真・文/木村聡
■覚えておくと役に立つ オンライン診療&服薬指導の受け方 内藤眞弓
■らんきりゅう 「急速に後退する公助と変わらぬ生活保護への忌避感」 雨宮処凛
■【提携連載企画】誰が私を拡散したのか08 
元警察庁官僚・四方光氏インタビュー「通信ログ消失で検挙困難」 Tansa・辻麻梨子
■【時事IN提携企画】明石歩道橋事故の遺族が韓国・梨泰院雑踏事故の遺族に伝えたいこと
 文/全慧願、写真/慎善英
・韓国有数の週刊誌の特集に助力できて嬉しい 粟野仁雄
■メディアウォッチ 2022年度「新聞労連ジャーナリズム大賞」大賞は毎日・旧統一教会、信濃毎日・リニア報道 臺宏士
■きんようぶんか 本・映画・音楽・TVドキュメンタリー
■言葉の広場、金曜川柳、イラストレーション、論考
■松崎菊也 あの人の独り言(イラストレーション/石倉ちょっき)
■ヒラ社長が行く 植村隆
■読者会から
■市民運動から講演・映画・音楽イベントの情報案内板
■金曜日から、編集長後記、『週刊金曜日』からのお知らせ

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 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】次号予告
 【4】新刊本のご案内
 【5】お知らせ

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【1】注目の記事  

■3.11から12年 これで本当に良いのか 岸田政権「原発回帰」で迎える3.11

原発は可能の限り低減と言ひしが今は増設を言ふ(前橋市/荻原葉月)

1月29日、『朝日新聞』朝刊の「朝日歌壇」に掲載された歌である。被災者の思いを代弁したかのような作品も目をひいた。

「なぜ原発推進ですか、あたしまだ避難中です」フクシマのひと(埼玉県/大久保知代子)

まもなく3・11から12年を迎える。しかし、今年の3・11はこれまでとはまったく異なる。岸田文雄政権が、東京電力福島第一原発事故から初めて、「原発回帰」「原発推進」へと大きく舵を切ったからだ。それもわたしたちへの十分な説明もないままに。

特集「3・11から12年」の第1回。「除染なき避難指示解除」という苦渋の選択をした村民たちの思い、原発事故を次世代に伝えようとする教育者の取り組み、そして被災者の心情を踏みにじるかのような原発回帰策の説明会の模様を報告する。

●「除染なき避難指示解除」方式の行方
12年後の「長泥」が示すもの
菅沼栄一郎

福島県飯舘村で唯一、帰還困難区域だった長泥地区の「立ち入り禁止ゲート」が、今年の大型連休ごろに撤去される。避難指示解除は地区総面積の17%にとどまるが、原発事故以来12年ぶりに自由な往来ができることになる。「除染土の再利用」などの条件を住民側が受け入れ、除染対象地域が広がった。しかし、住民たちの帰還は進むのか。残り83%の地域では「除染なき避難指示解除」方式が適用されるのか。現地を歩き、故郷の再生を願う人たちの思いを伝える。

●原発回帰説明会に「順序が逆では?」と批判うずまく
満田夏花

岸田文雄政権は、原発の再稼働、運転期間の実質延長、次世代革新炉の開発・建設など原発推進に大きく舵を切るGX(グリーントランスフォーメーション)基本方針を策定した。年末年始にかけてあわただしくパブリックコメントを実施。「民意不在」の批判をかわすためか、年明け早々、全国10カ所で3月1日までに「説明・意見交換会」(以下、意見交換会)を開催すると発表した。その一つ、1月20日、さいたま市で開催された意見交換会では唐突な開催に対して、参加者から「順序が逆では」「方針を撤回して」と批判の声があがり、大荒れとなった。
その模様とそこに横たわる問題を報告する。

●被災者として、教育者として原発事故の教訓を演劇でつなぐ
平舘英明

原発事故の風化は福島県でも進んでいる。若い世代に事故の悲惨さを伝えたい。自らも被災し、その後の人生を台無しにされた元高校教師が再び高校生と向き合う。その思いに耳を傾けた。

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【2】編集長コラム

母への宿題

 日韓学生フォーラムが開催される沖縄を訪れたことは、先週号の本欄で書いた。実は今回沖縄に行きたいと思ったのには、もう一つ理由があった。「平和の礎」をこの目で確かめたかったからだ。平和の礎には、沖縄戦などで犠牲となった約24万人の名前が、国籍や軍人・民間人を問わず刻まれている。沖縄戦終結50周年の1995年6月23日に除幕された。朝鮮半島出身者の名前を記したコーナーは、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)と韓国に分かれている。実はこの北朝鮮の名簿を整理したのが、私の母である。

 母の金玲希は朝鮮総聯傘下の朝鮮人強制連行真相調査団に在籍していたことがある。その際、沖縄戦犠牲者の北朝鮮出身者名簿の整理に携わったと、本人から聞いた。立派な仕事をしたのだと誇りに思った。本人も沖縄に行った際、「今平和の礎」というメッセージとともに、携帯で写真を送ってきた。2007年に母が逝き、平和の礎を訪ねることが宿題のようになっていた。それをやっと果たすことができた。(文聖姫)

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【3】次号予告
次号予告:2022年2月17日号(第1412号)

【対談】
●安倍元首相銃撃事件をいま改めて問う 杉田俊介×平井玄|司会/山村清二

【特集・コロナから3年、ワクチンから2年】
●「科学的分析、検証もないまま戦略がすすめられている」 倉持仁医師に聞く
●ワクチン「副反応疑い死」と遺族をどうしたら救えますか? 山岡淳一郎氏に聞く
●検査では「異常なし」でも多種多様な症状が出るワクチン後遺症|秋山晴康

【安保大転換】
●軍拡より生活! 平和を求め軍拡を許さない女たちの会が記者会見

【3・11】
●映画『「生きる」 大川小学校 津波裁判を闘った人たち』の寺田和弘監督に聞く|松村洋

【新・買ってはいけない】
●「液体歯磨き」を使わずとも歯周病は防げる|渡辺雄二

【食】
●子どもに食べさせるのは気をつけたい まさかのアルコール入り食品/垣田達哉

【好評連載】
●メディアウオッチ|早川タダノリ
●青木理の温泉という悦楽
●さまざまなわたし|北山公路
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【4】新刊本のご案内  

★黒沼ユリ子の「おんじゅく日記」 ヴァイオリンの家から

黒沼ユリ子著 1000円+税 A5判並製・124頁

世界的ヴァイオリニストからの平和へのメッセージ
高校在学中にチェコのプラハ音楽芸術アカデミーへ留学。以後世界40数か国で独奏者として活動するかたわら、「音楽と平和は、普遍的な人類共通の言葉と願い」をモットーにメキシコ市に幼児から青少年を対象にした弦楽器のための音楽アカデミーを開設。演奏家であり、教育者でもある著者の歩みを振り返る。(2022年11月刊)

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【5】お知らせ

『きんようメルマガ』(有料)は「まぐまぐ大賞2022」で部門賞「ジャーナリズム」7位を受賞しました!
https://mag2.com/events/mag2year/2022/list.html?cid=journalism&aid=83 #まぐまぐ大賞2022
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