週刊金曜日971号 2013.12.6目次、大阪府教育委員会「君が代」口元チェックの違法性を問う

2025年9月16日

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P54 大阪府教育委員会「君が代」口元チェックの違法性を問う 平舘英明 
「命令」と「処分」に抗う礫の教師、奥野泰孝さん
大阪では「君が代条例」施行後、41人もの教員が戒告処分され、うち2人が減給処分となった。
府教委を相手に処分取り消しの裁判を起こした教員がいる。
・「非行教員」の烙印
2012年卒業式の前日に、子どもに内心の自由があることを説明するよう求める要望書を管理職に提出。卒業式は起立斉唱をせず、職務命令違反で戒告処分を受けた。13年式では受付業務に回された。会場に入り、起立しなかった。1カ月の減給処分。処分後研修、私語、質問禁止。
・叫ぶ「石」となる
大阪府職員基本条例(2012.4施行)では、同一の職務命令違反が累計3回で免職。
そして何よりも、信教の自由(憲法20条)を侵害する。戦前、「君が代」は国家神道と結びつき、それに反対する人々は迫害されてきた。起立斉唱する行為は、国家神道という特定宗教と深く結びつく。クリスチャンとしてはとても容認できない。
 新約聖書のルカによる福音書には「この人が黙れば、石が叫びだす」との一節がある。
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