2008憲法記念日を前に考える、NEWS23もの言えぬ人々

2025年9月22日

TBS、NEWS23特集(2008.5/1,/2)もの言えぬ人々より、
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左イラク戦争の報道写真、右2003自衛隊イラク戦争派遣
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日付、場所、団体または個人の名前などイラク戦争に反対するデモ、集会、個人の情報を自衛隊情報保全隊がリストにする(イラク自衛隊派遣に対する国内勢力の反対動向)。
報道カメラマン森住 卓、テレビユー福島の記者までも、リストに載せられる。表現の自由が奪われる時代。情報保全隊について自衛隊は必要な範囲内おいて適切な情報収集を行っているとのこと。自衛隊の演習の騒音に苦情電話した人、年金や医療費の負担が増えることに声をあげた団体の名前もある。
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5月2日後編、日教組に会場を貸さなかったプリンスホテル、迷惑を避けるための自主規制
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学校に言論の自由がない。ある教師に東京都教育委員会から通知が来た。職員会議で挙手・採決などを行わないこと。
東京都では君が代を歌わない教師は処分を受ける。教師の間で適当にやっていればいいという空気が蔓延。東京都庁へ取材中に、都庁職員が取材活動を監視、録画。

ビラ配りで市民が逮捕された町、立川・反戦ビラ事件、最高裁有罪判決(2008年4月11日)
東京新聞記者 反対の意見を持っている人に”なるほど、それはおかしい”と思ってもらう書き方、番組の作り方をできているのだろうか。非常に自信ないし、全体も弱い。マスコミ全体が。
山口大 纐纈厚教授
監視されること、管理されることによって自分の安心、安全が担保されるという錯覚。
その行く着く先は監視社会。監視されることにある種の安心感を抱いてしまう。
監視社会が行く着くところは国や権力の方向に私たちは無条件に従ってしう。過去の悪しき前例をもう一度繰返してしまう恐れがある。
戦時中朝日新聞にあった記事差止事項一覧表(東京本社整理部査閲課)
大本営の許可したるもの以外一切掲載を禁ず。戦死当時の乗組艦、機名、戦死の模様は不可。
二、被害状況を描写
三、被害の箇所を局部的・・・
四、罹災者の狼狽状況
五、死者または傷者の・・
六、死体写真
七、敵機来襲に関する・・・
電力、飲料水、米穀その他の供給不足に関して誇大刺激的に・・・
以上は政府からの通達ではない、新聞社自らが権力側に問題視されるであろう文言を削るために作成したもの。
むのたけじ氏ー周りから非国民といわれるから。お互いどうしで監視しあっているムード。
2人で「勝てるわけねぇ」としゃべっていても3人目がくるとばっと口をつぐむ。果ては天気まで(掲載)禁止事項になった。社外からの指摘を受けずに社内でおさえていこうと。どこの新聞社も縮こまった。
(自己規制が)しみじみ広がった。
戦争は終わったが、いま自主規制を感じる。たちが悪い。世の中言わなければならない、言う必要のあることであればあるほど口をつぐんでしまうムードが日本中にあるのではないか。
---以上NEWS23より
現在の日本の管理社会を目の当たりにし不気味さを感じた。ムードで自主規制してしまう怖さが良く分かった。