週刊金曜日1407号 2023.1.13聞く耳もたぬ岸田政権の支持率急落

2025年9月12日

1407.jpg私の注目記事
・金曜ジャーナリズム塾4 北野隆一 慰安婦問題の報道に風穴、映画「主戦場」。出演者らの訴訟でも二審まで監督側が勝訴。
・P40 自由と創造のためのレッスン 廣瀬純 イタリア 老人ファシズム マスメディア、学校、医療、水道、交通機関などあらゆる公共財が民営化され社会的国家は壊滅しました。
P42「日の丸・君が代」強制に対して国連機関が3回の是正勧告 永尾俊彦
強制は自民党文教族の意向
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fujisan目次
内容
■表紙
■それでもそれでもそれでも 齋藤陽道
■風速計 「コロナ禍の終わり」 想田和弘
■金曜アンテナ
・美浜原発3号機の稼働延長に大阪地裁がGOサイン 住民側は即時抗告 粟野仁雄
・統一地方選へ向け永住外国人の参政権求める集会 問われる「共生社会」のあり方 平野次郎
■さらん日記
■政治時評 阿部岳
■2023年 日本と世界の主なスケジュール
■経済私考 鷲尾香一
■安保大転換 聞く耳持たぬ岸田政権の支持率急落
・敵基地攻撃は全面戦争を招き日本を破滅へ導きかねない 半田滋
・安保3文書 要旨 
・今なぜ「戦争回避」か 政治家に伝えたいこと 柳澤協二
■【提携連載企画】「有事での作戦部隊展開」「ゲリラへの対応」「施設改修」 すでに復興予算1270億円が防衛費へ流用されていた Tansa 渡辺周、小倉優香、辻麻梨子、中川七海
■メディアウォッチ 政府・与党の軍拡・増税策に対し二つに割れた在京6紙の評価 
本質は「専守防衛形骸化」(東京)だ 臺宏士
■日本の民俗信仰 祀りをたずねて 七福神信仰 写真・文/山田しん
■らんきりゅう 「コロナ禍の3年間で奪われた可能性について思う」 雨宮処凛
■金曜ジャーナリズム塾 第4期第4講 「差別は人と社会を傷つける」ことを伝え続ける 北野隆一
■不謹慎な旅 街道の御神木は倒れて 大湫宿「神明神社の大杉」 写真・文/木村聡
■保険金のもらい損ねを防ぐために準備しておきたいこと 内藤眞弓
■自由と創造のためのレッスン 「老人ファシズム」の時代 廣瀬純 
■「日の丸・君が代」強制に対して国連機関が3回の是正勧告 
それでも、 「法的拘束力がない」を繰り返す文部科学省 永尾俊彦
■映画人、歌手、詩人も声あげる 抵抗の精神示すビルマの表現者たち 北角裕樹
■犬が王様を見て、何が悪い? 四方田犬彦
■松崎菊也 あの人の独り言(イラストレーション/石倉ちょっき)
■きんようぶんか 本・映画・音楽・美術・TVドキュメンタリー
■言葉の広場、金曜川柳、写真展、論考
■ヒラ社長が行く 植村隆
■編集委員から
■読者会から
■市民運動から講演・映画・音楽イベントの情報案内板
■金曜日から、編集長後記、業務部からのお知らせ

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 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】次号予告
 【4】新刊本のご案内
 【5】イベントのご案内
【6】お知らせ

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【1】注目の記事  

■安保大転換 聞く耳持たぬ岸田政権の支持率急落

2022年12月16日は、第2次世界大戦後日本の安全保障政策が大きく転換した日として歴史に刻まれるだろう。岸田文雄政権は同日、
国家安全保障戦略(NSS)など安保関連3文書を閣議決定した。これによって、日本が直接攻撃を受けなくても、存立危機事態によって、
相手の領域内を直接攻撃する「反撃能力」が保有されることになった。23年度から5年間で約43兆円の防衛費を見込んでいる。27年度には、
防衛費が現在の世界9位から、米国、中国、インドに次ぐ4位に浮上している可能性が高い。「軍拡」は着々と進んでいる。しかも、その財源は私たちの血税だと言えば、反対世論が高まるのは当然だろう。閣議決定直後の17、18両日に朝日新聞社が実施した世論調査で、岸田内閣の支持率は31%と、一昨年10月の内閣発足以来最低を記録した。不支持率は57%に上る。聞く耳を持たない岸田首相に「ノー」が突きつけられている。「安保大転換」第2回は、安保関連3文書の問題点について報告する。

●半田滋の新・安全保障論
敵基地攻撃は全面戦争を招き日本を破滅へ導きかねない

安全保障関連3文書に盛り込まれた「反撃能力(敵基地攻撃能力)」。政府は「相手に攻撃を思いとどまらせる抑止力」だというが、念頭におく相手はいずれも核保有国。能力の保有だけでは済まず、日本を破滅に導きかねない危険性をはらんでいる。

◆安保3文書 要旨

●今なぜ「戦争回避」か 政治家に伝えたいこと
柳澤協二

岸田文雄政権による「安保大転換」に対し、シンクタンク「新外交イニシアティブ(ND)」は昨年11月、政策提言「戦争を回避せよ」を発表した。提言起草者の一人であり、権力機構の内側で安全保障・防衛政策を長年になってきた柳澤協二・元内閣官房副長官補(ND評議員)に、提言内容を踏まえ、現在の与野党政治家への注文をお願いした。

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【2】編集長コラム

今年の抱負

いま、この原稿を電車の中で書いている。スマホのメモノート機能を利用しているのだ。メモノートに原稿を打ち込み、それをメールで自分のパソコンに送る。電車の中が事務所代わり。長い通勤時間も無駄にしないで済む。

 まだ私が『朝鮮新報』の駆け出し記者だった頃、原稿はすべて手書きだった。原稿用紙に鉛筆で書き、気に入らないと消しゴムで消す。それを何度も繰り返すから、しまいには原稿用紙が破れてしまう。何度原稿用紙を無駄にしたことか。そんな風に書いてデスクに持っていっても、目の前でゴミ箱に捨てられるのがザラだった。記者になって初めて紙面に掲載された原稿は、私が書いた部分はたった3行しか残らなかった。

 それでも続けてこられたのは、記者という仕事が楽しかったからだ。取材過程で人と出会い、さまざまな出来事に遭遇するたび、ワクワクした。三十数年経ったいまでも、そのワクワク感は失わずにいきたい。読者がワクワクしてくれる誌面のため、今年も頑張ります。(文聖姫)

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【3】次号予告:2022年1月20日号(第1408号)

【特集】死刑のある国で わたしたちは何を失っているのか
●作家・平野啓一郎インタビュー|佐藤和雄

【ウクライナ年越し現地ルポ】
●厳冬の孤立した村 取り残され地下で暮らす人々|文と写真/尾崎孝史

【原発大回帰】
●環境省がフクシマ汚染土の首都圏埋設を画策|藤原寿和・本田雅和

【部落問題】
●反戦反差別の彫刻家金城実さんが「水平社宣言」を琉球語に翻訳|平野次郎

【くらし 食】
●今年も食品も中心に物価高騰は続く|垣田達哉

【新・買ってはいけない】
●寒い季節にうれしい「ホット飲料」も体にはうれしくない|渡辺雄二

【好評連載】
●さまざまなわたし|北山公路
●提携連載企画Tansa|辻麻梨子
●青木理の温泉という悦楽

【矢崎泰久さん追悼】
●はまぐりのねごと 下段倶楽部のジジ大往生す|中山千夏
●なまくらのれん|小室等
●写日記|松元ヒロ

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【4】新刊本のご案内  

★黒沼ユリ子の「おんじゅく日記」 ヴァイオリンの家から

黒沼ユリ子著 1000円+税 A5判並製・124頁

世界的ヴァイオリニストからの平和へのメッセージ
高校在学中にチェコのプラハ音楽芸術アカデミーへ留学。以後世界40数か国で独奏者として活動するかたわら、「音楽と平和は、普遍的な人類共通の言葉と願い」をモットーにメキシコ市に幼児から青少年を対象にした弦楽器のための音楽アカデミーを開設。演奏家であり、教育者でもある著者の歩みを振り返る。(2022年11月刊)

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【5】イベントのご案内

★フォトジャーナリスト 柴田大輔が語るコロンビアの現在
日 時: 1月21日(土)14時〜17時(13時半開場)
場 所: カフェ土瑠茶(京浜東北線「浦和駅」または埼京線「中浦和駅」15分)
参加費:1000円
問合せ: 048-834-1232(市民じゃ〜なる)
共 催: 週刊金曜日読者の会・浦和/中南米マガジン

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【6】お知らせ

『きんようメルマガ』(有料)は「まぐまぐ大賞2022」で部門賞「ジャーナリズム」7位を受賞しました!
https://mag2.com/events/mag2year/2022/list.html?cid=journalism&aid=83 #まぐまぐ大賞2022
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