週刊金曜日2011.10.7号-原発事故を招いた裁判官の罪
<> 2011.10.07
___________________________________________________________『週刊金曜日』
週刊金曜日 Twitterでも情報発信中です
===================================================================
最大25,920円お得!! 定期購読をご利用ください。
===================================================================
【1】注目の記事
【2】編集長コラム
【3】今週号目次と次号予告
【4】近刊のご案内
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【1】注目の記事
原発事故を招いた裁判官の罪
原発の設置許可取り消しや、建設・運転の差し止めを求める裁判は全国一四カ所で闘われ、一部はいまも続いている。だが、原告住民側の訴えが認められた判決が出たのはわずか二回だけ。その画期的判決も上級審で覆されている。裁判官たちは判断を停止したり、逃げたりしながら原発を認め続け、結果として重大な事故を招いた。
■安全にお墨付き与えた最高裁判事が東芝に天下っていた 三宅勝久
■日本初の原発運転差し止めを命じた井戸謙一元裁判官に聞く
裁判所は市民の「最後の砦」であれ
■原子力安全神話 に加担した全裁判官一覧
今こそ司法の共犯性を問う 本誌編集部
司法こそ、「市民の最後の砦」ではなく、「原発の最後の砦」ではないのか。
これまでの原発をめぐる35の訴訟で、その危険性を指摘した原告の勝訴は2件のみ。
それもすべて覆された。だが福島第1原発の大事故は一連の判決が妥当であったのか根本的な疑惑を投げかけている。
大半が国・電力会社の言い分丸呑みのこれらの判決を言い渡した者は、いったい誰なのか。
■河合弘之脱原発弁護団全国連絡会代表に聞く
もう、国の原子力安全基準に依拠した判断は通用しない
「連戦連敗」、「オオカミ少年」と揶揄されながらも、日本各地で原発裁判に取り組んできた弁護団が
今年七月、はじめて全国連絡会を結成した。福島原発の事故で、その危険性が明らかになったいま、
もはや原発の存続は容認できない、と、改めて全原発の停止を求めていく。閉塞するニッポン 野田政権とは何か
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【2】編集長コラム
編集長後記
一〇月一日から東京都で暴力団排除条例が施行される。これで暴力団排除運動は一つの節目を迎える。犯罪集団の摘発は重要だが、政治的不安定が続くのに警察国家化だけは着々と進むことに不快感を覚える。警察がここまで前に出てくるのかといえば、民主主義による統治の力や共同体の力が弱まっているからだろう。警察自身が共同体に解決能力がないと思わせるように恐怖心を煽っていることもある。政治の不安定や不信が続くことは安定や強さを求めがちになるから警察にとっては都合がよい傾向だ。
暴排条例の問題は、個人まで規制対象にしていることだ。これはすべての人が警察を常に意識し協力する相互不信の社会へと誘導する。つまり “社会の警察化” を促進するものである。一九九八年に暴力団排除宣言をした東京都のパチンコ業界は今どうなっているか。警視庁OBを受けいれ、常に警察の協力を得ようとする組織構造がつくられている。暮らしに密接な権力者・警察の伸長こそ、もっと監視しなければならない。
(平井康嗣)
(過去の編集長後記はホームページでどうぞ)
[編集長後記]はこちら↓
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【3】今週号目次と次号予告
最新号目次はこちら↓
ホームページ上で一部全文公開しています。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【4】近刊のご案内
★新・買ってはいけない8原発事故が引き起こした食品の放射能汚染 私たちのライフスタイルが問われています。
今回は個々の商品の検証はもちろん、要望の高い「買ってもいい商品」と「食品添加物の
見方と避け方」まで指南します。
★貧困なる精神24集
「英語」という“差別” 「原発」という“犯罪”
米国に心も命も収奪された日本人
日本が「英語」によって支配されている「隠れた差別問題」を指弾した「英語」帝国主義と、
原発という「想定されていた人災」を追及する論考・対談を2本柱に構成。
原発の問題は、今年(2011年)3月11日に発生した大震災以降、本誌で連載したものを所収。
また、本誌の編集委員でもあった筑紫哲也氏を追悼するために、筑紫氏も出席した
佐高信編集委員・椎名誠編集委員(当時)の両氏もまじえた対談を再録。
さらには、本多氏が子どものころに描いたマンガ原稿も公開しているが、そこには
「今ヤ日本ハアメリカニ降伏セリ」「以上デコレモ終ワリデスガ」という文字も・・・・・・。
刺激的で機知に富んだ評論・批評集。
—
俺の注目記事
・東京、大阪などで原発等住民投票の署名活動開始P6
みんなで決めよう原発国民投票
・南スーダン 鳴り響く歓喜の底で燻り続ける火種 丸山耕
・ 革命家・労働運動家列伝 樋口篤三 遺稿集 P43
民意のつくられかた 斎藤貴男 マスメディアの友人「国からただで情報を仕入れて売るのが商売」
・反原発の南海日日新聞から学べ 浅野健一
・貧困なる精神 原発時代の想像力下の1 「この国は原発などを持ってはいけない国」 本多勝一


ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません