週刊金曜日 1393号 2022.9.16,23合併号 目次 幻の「国葬法」原案はこれだ!

2025年9月12日

20220916,260917_p*私の注目記事
・ルポ死ぬまで"現役社会"の過酷 チラシ配りは時給300円でも、働けるうちは 藤田和恵
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fujisan目次
内容
■表紙
■それでもそれでもそれでも 齋藤陽道
■風速計 「環境危機とパキスタン洪水」 中島岳志
■金曜アンテナ
・リニア問題、静岡県知事が神奈川県内の工事現場を視察 幻想の「2027年開業」 樫田秀樹
・原発事故「国の責任」問う福島生業訴訟 第2陣が大規模追加提訴 牧内昇平
・関電原発不正事件、検察審査会議決を受け市民ら告発 検察との癒着、要請書で批判 粟野仁雄
・「311子ども甲状腺がん裁判」法廷で17歳被災者証言 体震わせながら切実な訴え 鈴木博喜
・都立高入試のスピーキングテスト導入問題で学習会 教諭、保護者から懸念続出 村上朝子
■ジェンダー情報
■さらん日記
■政治時評 佐藤甲一
■自民党と統一教会
・茂木幹事長が公表した179人「大事な人」を隠した残り121人の全氏名 
「安倍派には切り込まない」 “濃厚接触”議員の虚偽と闇 本田雅和
・自民党が9月8日に公表した点検結果
■経済私考 浜矩子
■シリーズ「国葬への疑義」第5回 
・「国葬」強行で強まる岸田政権の醜態 矛盾を糊塗する対応に半旗よりも反旗が翻る 
本田雅和・永尾俊彦
・「法的根拠」にこだわった過去の政権
「安倍国葬」はあいまいなまま 国葬と国葬儀を使い分ける姑息 金本裕司
■2022年沖縄県知事選 
玉城氏再選で示された新基地建設への「1ミリもぶれない」県民の思い 阿部岳
■【特集】“死ぬまで現役”社会の過酷 労災死亡の4割が60歳以上 
・《数字で見る》低年金による貧困を自己責任として放置 職場で安全が脅かされる高齢者 井上伸
・《ルポ》高齢者の働く現場から チラシ配りは時給換算で300円。「それでも働けるうちは」 
藤田和恵
・「労災ユニオン」佐藤学さんに聞く 高齢者の労働問題は全雇用問題の“縮図” 藤田和恵
■たとえば世界でいま 北方農夫人、岡田充
■あめつちのことづて 写真・文/豊田有希
■PFASの安全摂取基準を引き下げた欧米の対応を日本も学べ 植田武智
■新・買ってはいけない 「高アルコール酎ハイ」飲みすぎてはいけない大きな理由 渡辺雄二
■東電福島第一原発の「汚染水」海洋放出工事問題 
すんなりゴーサイン 内堀知事の政治手腕に疑問符 牧内昇平
■歓喜へのフーガ 【インタビュー】鄭暎惠さん〈社会学者〉 聞き手・崔善愛
■性的指向と性自認のリアル さまざまなわたし6 
ポリアモリー男性Dさん 理解してもらえない愛情と信頼 北山公路
■青木理の温泉という悦楽 「建築と温泉」
■インタビュー 小原浩靖監督 日本のエネルギーと食糧の自給について光明を示す 伊田浩之
■メディアウォッチ 安倍元首相への礼賛ぶり際立つ 右派論壇誌の「追悼ビジネス」
 新「保守派のアイドル」は誰? 早川タダノリ
■きんようぶんか TV批評・本箱
■橋本勝の風刺画報
■言葉の広場、金曜川柳、イラストレーション、論考
■松崎菊也 あの人の独り言(イラストレーション/石倉ちょっき)
■ヒラ社長が行く 植村隆
■読者会から
■市民運動から講演・映画・音楽イベントの情報案内板
■金曜日から、編集長後記、『週刊金曜日』からのお知らせ


<>  2022.9.16

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 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】次号予告
 【4】既刊本のご案内
 【5】『週刊金曜日』からのお知らせ
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【1】注目の記事  

■シリーズ・国葬への疑義【第5回】

●「国葬」強行で強まる岸田政権の醜態
矛盾を糊塗する対応に半旗よりも反旗が翻る
本田雅和・永尾俊彦

岸田文雄首相による安倍晋三・元首相の「国葬」強行姿勢に対しては、各地で差し止め訴訟や首長の参加を阻止するための住民監査請求が相次ぎ、報道各社の社説や世論調査も「反対」「批判」が「賛成」「支持」を軒並み上回っている。それでも政権は方針を撤回することも転換することもできず、醜態をさらすばかり。「弔意の強制」はしないというが、「各府省での弔旗掲揚と黙とうを『葬儀委員長決定』とする」など、矛盾を糊塗する対応で、「半旗」よりも「反旗」が広がる。

●「法的根拠」にこだわった過去の政権
「安倍国葬」はあいまいなまま国葬と国葬儀を使い分ける姑息
金本裕司

反対の声が絶えない「安倍国葬」が9月27日に迫った。岸田文雄首相はようやく国会の質疑に応じたが、なお根拠はあいまいなままだ。過去の首相の葬儀を改めてたどると、今回の国葬がいかに無理な決定かが浮かび上がる。「安倍国葬」が実際にどう行なわれるのか、国会も国民も最後までウオッチが欠かせない。

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■“死ぬまで現役”社会の過酷 労災死亡の4割が60歳以上

●《数字で見る》低年金による貧困を自己責任として放置
職場で安全が脅かされる高齢者
井上伸

厚生労働省は今年5月30日に2021年の労働災害統計確定値を発表した。筆者はそのなかの労災死亡に占める高齢者の割合に注目した。厚労省の報道資料では言及されていないが、高齢者の労災死亡が過去最悪であることを示すものだった。

●《ルポ》高齢者の働く現場から
チラシ配りは時給換算で300円。「それでも働けるうちは」
藤田和恵

“現役世代”でもしり込みしそうな過酷な労働環境に身を置く高齢者は少なくない。事故が起きても、実態にそぐわない法制度のために労災認定を受けられないケースも。日本社会は不十分な社会保障を、高齢者の身を削る努力で帳尻あわせをしていないだろうか。過酷な現実に目をつぶる政治の責任は?

◆「労災ユニオン」佐藤学さんに聞く
高齢者の労働問題は全雇用問題の“縮図”
藤田和恵

高齢者が直面する労災の実態について、労災問題を専門に取り組む労働組合「労災ユニオン」の佐藤学さんに聞いた。

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【2】編集長コラム

移転のお知らせ

 前号でお知らせしたとおり、弊社は慣れ親しんだ東京・神田神保町から地下鉄で4駅東の浜町に移転することになりました。最大の目的は、『週刊金曜日』を持続可能にするために、家賃を大幅に下げることで経費削減を図ることにあります。さて、移転が実現できたのも、長年の懸案であった内製化、つまり社内で版下作成作業をできるようになったからです。それまでは近くの業者に作業を依頼していたので、そのやりとりのために神保町近辺に事務所を構える必要がありました。

 事務所が移転しても、創刊当時からの理念が変わるわけではありません。いま、岸田文雄政権は、反対の多い「安倍国葬」を強行しようとし、統一教会と自民党国会議員との関係も、点検結果を発表する程度で幕引きを図ろうとしています。

 本誌が追及していくべきテーマはまだまだあります。ますますがんばっていかねばなりません。移転を機に心も新たに、精進していく所存です。これからもよろしくお願いします。(文聖姫)

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【3】

次号予告:2022年9月30日号(第1394号)

【国葬強行!】
●岸田政権を待ち受けるもの 御厨貴氏インタビュー

●前日の国葬反対集会で学者、ジャーナリストら抗議の声

【提携連載企画 Tansa】
●内閣府に情報公開請求

【強力連載】
●これからどうする? 自民党が消えた日本|田中優子

【特集】大豆ミート大研究
●メーカーに聞きました 大豆ミートについて教えてください

●大豆ミート食品は本当に環境にやさしくて健康によいのか?|天笠啓祐

【原発問題】
●「ふげん」使用済み核燃料のフランス再処理委託でさらに巨費|松久保肇

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【4】既刊本のご案内  http://www.kinyobi.co.jp/publish/index.php

★この日、集合。

井上ひさし・永六輔・小沢昭一 著 1000円+税 A5判並製・106頁
https://www.kinyobi.co.jp/publish/000398.php

2006年5月3日憲法記念日。井上ひさしさん、永六輔さん、小沢昭一さんの3人が、東京・紀伊國屋ホールに集合した。そこで語られた今は亡き3人の言葉の達人による平和への思いは色あせず、この言葉を後世に繋げたい。(2006年刊)

★日本会議と神社本庁

『週刊金曜日』成澤宗男 編著 1000円+税 A5判並製・232頁
https://www.kinyobi.co.jp/publish/002036.php

1997年に設立された日本会議は、神社本庁といくつかの宗教団体が中核をなす、右派団体だ。また関連組織の日本会議国会議員懇談会には、多くの国会議員が加わっている。ナショナリズムと宗教が結びつき「壊憲」を目指す右派組織『日本会議と神社本庁』(2016年刊)

┃Kindle版┃原発の来た町──原発はこうして建てられた/伊方原発の30年

斉間満:著 Kindle 購入価格:700円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002524.php

「安全」であれば原発はよい、とは言えない。原発の建設や運転の過程ではさまざまな「暴力」が吹き荒れ、またカネの力によって人々の心や生活を傷つけ、踏みにじってきた。
 著者の斉間満さん(2006年10月17日永眠)は、伊方原発の誘致話が表面化して以降、自らの一生をかけてこの問題に取り組んできた。新聞記者として、一人の住民として、裁判の原告として長い長い闘いだった。
 この書籍は、斉間満さんが2002年5月、南海日日新聞社から刊行した著書『原発の来た町─原発はこうして建てられた/伊方原発の30年』を元に新たに編集した新版。伊方原発のためになにが起きたかを知ることは、日本のエネルギー政策の今後を考えるために必要だ。

【目次】
はじめに
まえがき(小出裕章)
【年表】伊方原発をめぐる動き
1.原発はこうして建てられた
2.安全協定無視の3号炉増設
3.出力調整試験
4.伊方原発のいま
5.原発と地域
あとがき

【筆者紹介】
斉間 満(さいま みつる・1943年生)
 伊方原発建設当初、地方紙の記者として取材したのが伊方原発との関わりの始め。取材していく中で地元にあるローカル紙が原発の危険性に少しも触れないことに疑問を感じて焦りを覚える。経験も知識も資金も貧しい中ではあったが、地元で原発を批判していく必要を強く感じて一九七五年「南海日日新聞社」を立ちあげる。以来一貫して原発反対と匿名報道を貫き、伊方町を含む周辺の町や八幡浜市の人々に原発の危険性を伝え続けてきた。
 伊方原発二号炉設置許可取消裁判は、本人訴訟として起こされたが、原告の1人に加わり23年間法廷で闘った。しかし、2000年12月判決の4日前に持病の心臓病が原因で脳梗塞を発病し、左半身不随車椅子生活の身となる。現在施設に通いながらリハビリに励む傍ら、原発を止めるまで南海日日新聞を発行し続けることが自分のできる反原発運動であると考え、同じ原告、反原発の仲間であり社員の一人である近藤誠さんの助けを得ながら残された右手でワープロを打つ日々である。
 2006年10月17日永眠。

┃Kindle版┃マイナンバー

明石昇二郎:著 Kindle 購入価格:500円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002448.php

「マイナンバー」の通知が始まった2015年10月から2年が経った。だが、便利になるどころか、さまざまな不具合が生じている。問題点を洗い直すとともに、「マイナンバー」によって余計な負担を強いられる市民一人ひとりが自衛策を考える上での"処方箋"を提供する。

┃Kindle版┃バラ色のひきこもり

勝山実:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002203.php

「ひきこもり」というと、白い目で見られがち。
でも、当事者が日々、どんな思いで暮らしているのか、
その声が伝わることはほとんどありません。
高校3年生から45歳の今まで、ひきこもりを続ける
自称「ひきこもり名人」の勝山実さんに、
なぜにひきこもり続けるのか、
自身のひきこもり生活の極意を書いてもらいました。

┃Kindle版┃何がどうして発達障害

司馬理英子:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002011.php

自分では気をつけているつもりなのに、「うっかり」ミスばかり。
時間やお金の管理も超苦手。
やらなきゃいけないことはたくさんあるのに、何から手をつけたら……?

あの人ってなんでいつもいい加減なの!
スケジュールどおり仕事ができないし、融通も利かないし、
人の気持ちをわかろうともしない。社会人失格なんじゃないの?

本書は発達障害という切り口で、そんな悩みに迫ります。
近ごろメディアで取り上げられることの多い発達障害ですが、
肝心なのは周囲の対応であることは、あまり知られていません。
自分(あるいは相手)の言動に悩んだら、本書をひもといてみてください。
きっとそれまでとは違った視点で、
自分や相手のことを見つめられるようになりますよ。

┃Kindle版┃エシカルに暮らすための12条 地球市民として生きる知恵

古沢広祐(ふるさわ・こうゆう):著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002859.php

最近よく耳にする「エシカル」という言葉。
エコやオーガニックとちょっと似ていますが
生産者の人権や労働環境、商品生産の背景まで考慮する点が違います。
本書がグローバル化によって地球のすみずみにまで広がった生産・消費のつながりを
改めて考えるきっかけになればいいなと思います。

【『エシカルに暮らすための12条』目次】
 はじめに
第1条 グリーン(環境)からエシカル(社会)へ
第2条 ファッションだってエシカルに
第3条 鰻を食べて大丈夫かな? 水産物こそエシカルでありたい
第4条 有機=エシカル? オーガニック認証への問い直し
第5条 森のエコラベル
第6条 動物福祉─アニマルウェルフェア 先を進む世界の動向
第7条 町ぐるみでエシカルめざす フェアトレードタウンの広がり
第8条 過熱するペットビジネス 輸入ペットの動向にも注意!!
第9条 日本にもある現代の奴隷制度
第10条 つくる責任・つかう責任 SDGsのゴール12
第11条 銀行・投融資を変えるエシカルなお金って?
第12条 『バナナと日本人』のその後
補論 日本でのエシカルの広がり──エシカル通信簿、ブラック企業大賞、地方での展開

【著者略歴】
古沢広祐(ふるさわ・こうゆう)
1950年生まれ。國學院大學経済学部教授、NPO「環境・持続社会」研究センター代表理事。著書に『みんな幸せってどんな世界』(ほんの木)、『食べるってどんなこと? あなたと考えたい命のつながりあい』(平凡社)、『地球文明ビジョン』(日本放送出版協会)、共著に『フェアトレードビジネスモデルの新たな展開』(明石書店)など。関連するトピック情報として、サステナブル・ブランドジャパン(SB-J)ネットサイト(http://www.sustainablebrands.jp/)で連載コラムを掲載しています。

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【5】『週刊金曜日』からのお知らせ

事務所移転のご案内

このたび株式会社金曜日は神田神保町から下記に移転することになりました。新事務所での業務開始は9月20日(火)からです。なお移転作業のため9月16日(金)から19日(月)までは電話ならびにFAXが不通になります。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

〒103-0007
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電話 (代表) 03-5846-9001 
(編集部) 03-5846-9005
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